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モバゲーの「忍者ロワイヤル」インプレ

タイトル画面

ここ数回の怪盗ロワイヤル関連エントリーに続き、またしてもニーズのないエントリ。
どうもこのブログを見に来てくれる層はモバゲーとかあまりやらないようで。
全然アクセスが無いんだな、最近のエントリはw

まぁモバゲーユーザの9割はキャバ嬢かトラック運転手だそうだからなw
acroあたりでそういう層も一定程度スマホに流入してくるだろうから先行投資エントリですなww

僕はキャバ嬢でも運転手でも無いし、自分を情弱とは思いたくないけど、ソーシャルゲームの動向などは気になるし、ゲームも好き。
ということでモバゲーがAndroidスマホ専用のアプリとゲームをリリースしたと聞き、早速試してみた。

モバゲー公式アプリ

モバゲーの専用ページからもダウンロードできる こんな感じで野良APKでダウンロード可能 起動してみるとロゴが表示されたりと前Versionのアプリとはだいぶ違う感じ

モバゲー公式アプリはちょっと前からMarketにはあったけど、そもそもゲームがブラウザゲームだったので、わざわざアプリをダウンロードして使う意味はなかった。無駄にOS2.2以上対応だったし。

しかし今回発表されたアプリはゲームエンジン的な部分を内包しているっぽく、アプリ内でゲームをダウンロードしたり起動したりプレイできたりするので、前までのVersionとは全く違う感じ。
OSも2.1以上の対応となったので初代Xperiaでもプレイ可能。

アプリの入手は、Android Marketからか、モバゲーのダウンロードページで。
後者の場合は野良APKとしてのインストールとなる。
ちなみに当方では初代Xperia、GalaxyTab、Xperia Playでの動作を確認。

結構メモリ消費はキツい感じ 容量の大きめなアプリだがApp2SDには対応 ただSDカードに移すと容量が大幅に小さく表示される。結局本体にも残ってるのかも?

さて、初代Xperiaにインストールしてみたところ、Xperiaシリーズではお馴染みの「残り容量が少ないぞアラート」が出てしまった。アプリのサイズが12MBとそこそこあるので、初代Xperiaにはキツイところ。
ただ、一応App2SDには対応しているのでOS2.2以上の端末ならあまり心配はいらない?
(SDカードに移した後の容量が小さく表示されるあたりが気になるところだが)

メモリ消費も大きく、リソース食いの印象もある。
この点でも初代Xperiaあたりは少し厳しい(たまに重くなって遅延する)。

ログインするとズラっとゲームが並ぶ感じの画面に まずはアプリをインストール。別アプリではなくアプリ内でダウンロードされるのが目新しい ダウンロード完了したら、早速起動してみよう

忍者ロワイヤルを始めるには、まずアプリのインストールが必要になる。
インストールボタンを押すと、モバゲーアプリ内でダウンロード・インストールがされる。
GREEなどではMarketから別アプリをダウンロードする形だったので、これは目新しい。
Androidのメニューに単体アプリとして表示されないのもウザくなくて良い。

ゲームの流れ

これがゲームの基本画面。ロワイヤルシリーズに慣れてれば迷う要素は無い

ゲームの流れは、普通のロワイヤルシリーズの流れなので目新しくは無いが迷うことも無い。
ミッションをクリアし、バトルでお宝を集め、レベルを上げつつ武器などを買って強くしていく。
ホントに簡単に言ってしまえばそれだけのゲーム。

ミッションの画面。ミッションをクリアしていき、ボスを倒してステージクリアというお馴染みの流れ ミッションの画面。「実行」を押していき100%になればクリア

ミッション毎に設定された「エネルギー」を消費し、必要アイテムを揃えることでミッションを進めていくのもロワイヤルシリーズの王道のとおり。
なおいわゆる「ミッション要員」にあたる「エネルギー」だが、レベルアップに伴って自動で増えていくだけで、自分で割り振りをすることはできない。
ちょっとキャラの個性を出しにくい仕様と言える。

ミッションを実行していく度にスロットが回り、葉っぱなら通常終了、宝箱ならお宝ゲット、箱なら武器などのアイテムゲット、そして「!!」が出たらスペシャルミッションへ。

スペシャルミッションはスマホならではの「タップ」「スワイプ」操作の簡易アクションゲームになっている アクション終了後のランク画面。成績が悪いのはスクショ撮影などを試みていたからですw

このスペシャルミッションというのが忍者ロワイヤル最大の特徴。
スマホならではの操作を生かした簡易アクションゲームになっている。
「タップ」で手裏剣・スワイプで「刀」という2種類のアクションを使って、ランダムに現れる敵を制限時間内に倒していく。ゲーム終了後にはアクションの内容に応じてランク付けもされる。
(ただ、今のところランクが報酬に連動したりは無いっぽい)
ボス戦や他のプレイヤーとのバトルもこのアクションをベースとしたゲームになっている。

肝心のアクション部分はスクリーンショットを撮りづらいので動画を参考に。
難易度的には割と絶妙で、簡単すぎも難しすぎもしない。




他のプレイヤーに「あいさつ」することで「カルマ」を溜めることができる 1人につき3カルマ(仲間なら5カルマ)。1日1回まで
エネルギーが無くなったら100カルマ使って満タンに カルマでの回復は1日3回まで

他のプレイヤーに「あいさつ」することで「カルマ」というポイントを貯められる。
(1回の挨拶で3カルマ。仲間は5カルマ。あいさつは1人に対し1日1回まで)
100カルマを使ってミッションに必要な「エネルギー」を満タンにできる(1日3回まで)。
この辺もロワイヤルシリーズの伝統で分かりやすい。
あいさつ巡回が面倒なのもまた伝統かw

お宝画面。これを集めながらコンプリートしていくのも楽しみの一つ バトルの相手選択画面。自分より強い人ばかり表示されるのも伝統か

お宝のコンプリートを狙って他プレイヤーとバトルをしていくのもシリーズ伝統。
バトル相手の選択で自分より強いヤツばかり表示されるのもまた伝統・・・w
バトルは6時間に1回しかできないのでレベルアップ時の回復を有効活用するのが大事。
なお、罠が仕掛けられていると戦闘開始時に大量ダメージを食らってHP極小で戦うことになる。

まさに盗りつ盗られつ・・・

まだまだプレイ人口は少ないかと思いきや、既にそれなりにプレイヤーはいる感じ。
お宝も普通に「盗りつ盗られつ」状態になっている。

武器・防具・忍具の買い方が唯一の個性の出し方

キャラの強化は「よろず屋」で武器・防具・忍具を買うことで行う。
今のところ、キャラの個性はこの3つの配分をどうするかでしか出すことができない感じ。
個人的には防御特化が強いような気がしている。

1st インプレッション

ワールド表示画面

基本的なシステムはロワイヤルシリーズのものではあるのだが、美麗なグラフィックや各種の動き、音楽がついたことなどにより、ブラウザゲームとはレベルが違う完成度となっており、DeNAの本気を見た感じ。
これ、世界も視野に入れて作ってるな感も。

ゲームエンジンはDeNAが買収したngmocoの「ngCore」を使っているらしいが、そのお陰なのか、普通のAndroidアプリではなかなか見なかったような完成度のゲームになっている。
(まぁ最近はXperia Play用のゲームなど完成度の高いものも増えてきているのだが)
買収が昨年の10月頃だったと思うが、短期間でここまでのものになるのだなぁと感心した。

スマホ用の新要素であるアクションも、ゲームが単調にならないという意味でなかなか面白い。

ライトゲームでは無くなってしまった
メニュー画面はこんな感じ

ただ、本格的なゲーム志向になったことで「隙間時間にちょっとやる」というこれまでの携帯ゲームのスタイルとは少し離れてしまった感は強い。

ブラウザゲームだった怪盗ロワイヤルなんかは、タバコを一本吸ってる間にパパっと立ち上げてミッションやって終わるくらいのサイクルで楽しめたのだが、忍者はそうはいかない。

なにしろ立ち上がるまで時間がかかる。
モバゲーアプリ自体の立ち上がりも遅いし、そこから1画面遷移してまたゲームアプリを立ち上げる必要があり、完全に立ち上がる頃にはタバコの半分は灰になっているくらいの感じ。

更に、「横画面専用の設計」や「音楽がついた」ことも「ライト」じゃなくなっている要素。
さすがに部下や他部署の人がいる喫煙所で音出しながら横画面でゲームやるわけにもいかず。
電車でも僕みたいなオッサンがやるのはかなり恥ずかしい。
まぁ音は消せばいいし、無理矢理タテ画面でプレイすることも不可能ではないが。

アクションが入ったことも面白い反面、「ライト」性を損なっている要素。
画面を凄い勢いでタップしたりしてる姿はあまり人には見られたくないw

総じて、なんか人前でやりにくいし、ゲームを始まるまでも始めてからも一定の時間がかかるので、なんか気軽にやれる感じがなくなっている。
この手のゲームをやる目的は「暇つぶし」と「俺TSUEEEE」だと思うので、暇つぶしのハードルが少し上がっているのが世の中的にどう受け止められるのかはちょっと興味のあるところだ。

現時点の「先端」を体験できる
僕のプロフィール。強い人は仲間になってくださいな

そんな感じで継続性には少し疑義を持っているのだけど、ゲームの完成度とか、公式アプリからシームレスに繋がっているあたりの先進性はFacebookやGREEとは違って、世界でも先端のソーシャルゲームと言って良い完成度だと思う。
(もっとも、ソーシャル要素はまだかなり少ない感じはするが)

Twitterなどでは「スマートフォンにしてまでモバゲーやるなんてバカじゃないの」的な意見も多く見るし、まぁ個人的にそんな気もしないでもないけど、これはこれで世界的なトレンドだし、現時点のモバゲーは世界で勝負できるくらいの仕組みが整っている気がするので、一度は体験してみても良いかもとも思う。
GREEのOpenFeint対応もそういう意味では楽しみだ。頑張れ日本勢)

iPhone対応版は来月になるらしいし、課金もまだ始まっていないので、今ならAndroidユーザーは無課金でゲームの「先端(一番進んでいる人達をこう呼ぶらしい)」グループにもなれる。
モバゲーユーザー層の9割を占める(?)キャバ嬢とトラック運転手はまだスマホじゃないしね。

というワケでしばらくは遊んでみるつもり。

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