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Xperia Active:小さいって正義だった

Xperia active

ということで、実は予想以上に気に入っているXperia Activeを紹介。
購入してから1ヶ月以上経ってしまっての今さらエントリーではあるが。

もともとは防水機能を生かした「お風呂専用端末」という位置づけで買った端末。
住んでいるところが東北の極寒地であるにも関わらず、週末に風呂が沸かない寮という鬼のような環境であるため、冬の間は毎週のように銭湯や温泉に出かけているのだが、いかんせん長風呂が苦手なので、わざわざ出かけても5分と湯船に入っていられない。
それだとあまりにも勿体ないので、長風呂できるように風呂専用端末が欲しかった。
(まったく端末を買う理由になってない気もするがw)

で、防水ってだけなら他にもいくつか選択肢はあったのだけど、やっぱりXperiaシリーズならではのデザインの良さと、価格の安さが決め手になってコレを選択。
2011年仕様のXperiaには安心感もあったし。
(ちなみにコレで今年3つ目のXperiaだ…)

ところが実際に使ってみると、風呂専用にしとくには惜しいと思える使い勝手の良さ
すっかり気に入ってしまい、今や日常のサブ端末として常に持ち歩いてしまっているくらい。

初めて持った瞬間。このサイズ感が絶妙に良いのだ

で、何がこの良さの源泉かというと、手にスッポリと収まる小さなサイズだ。
前述のとおり、Activeを選択したのは「防水」と「デザイン」で、「小ささ」というのはあまり入っていなかったし、個人的にはスタンダードサイズの端末が好きだと思っていた。
しかし初めてこのサイズの端末を日常的に使ってみて、「小さいって正義だったんだ」と今さら実感している。

と例によって前置きが長くなってしまったが、以下Activeの簡単な紹介。

パッケージ

サーファーブランドとのコラボ仕様のパッケージ

今回は日本のEXPANSYSから購入。
最初に登場してから順調に値下がりし、LiveView付きで2万円台という安さ。
型番はST17で、入ってたプリインアプリから察するにアジア仕様のもの。
北米仕様じゃないのでFOMAプラスエリアには非対応。

本当はオレンジモデルが欲しかったのだが、僕が買った当時はサーファーブランドとのコラボ仕様しか無かったので、それを購入。
このコラボモデル、ベースはシルバーのモデルとなるので少しおとなしいデザインなのが残念。

フタをパカっと開けると、特徴的なデザインの本体が鎮座 付属品やらLiveViewやらで中身はギッシリ

開封の儀をしたくなるほどの「おもてなし感」は特に無い普通のパッケージ。
ただ、LiveViewも付いてたりするので、付属品の類はギッシリ満載という感じだった。

これが付属品一式。なんか盛りだくさん

実際に入っていたものを並べてみるとこんな感じに。
写真を撮るために並べるのも一苦労という感じの分量だw

防水カバーが合計3つも入っていた。でも黒いのしか使ってないw 専用のストラップ。ゴム製なのが防水モデルらしい。デザインも良い感じ

今回はサーフブランドとのコラボということで、カバーが3種類も入っていた。
でもコラボ仕様のカバーのデザインが個人的には好きになれず、ブラックしか使ってない。
でも、このカバーには防水性を担保するためのゴムパッキンが付いていたりするので、経年劣化を考えるとカバーが複数付いているのは安心感があるところだ。

また、Activeの特徴的な右下のストラップホールにピッタリと取り付けできる専用のストラップも付属。ゴム製なのが防水モデルらしいところ。
ちょっと長めで柔軟性に欠けるのが残念ではあるが、デザインは良い感じ。

本体を見てみる

カバーが二重になっている

バッテリーを入れる時にまず気づくのが、防水性を高める仕組み。
具体的には、カバーが二重になっている。
内側のカバーは音もなくシットリとかぶさるイメージ。フチの赤い部分が見えなくなるまでしっかりと押しこむ必要がある。外側のカバーはツメかなにかでパチっと音がしてハマる感じ。

こんな感じの二重構造 最後にUSBとイヤホン端子をパッキン付きカバーで覆う

外側のケースを取り付けた後、下部のUSB端子とイヤホン端子を覆うゴムパッキン付きのカバーをカチっと閉める。充電の時はココを開けてケーブルを刺す必要があるため、ゴムの劣化が心配になってしまう。
防水モデルならやっぱりスタンドに置くだけで充電できるようにして欲しかったところ。

サイズ感
acroと重ねてみた。二回りは小さい印象

とにかく気持ちが良いほどコンパクトなActive。
Acroと重ねてみるとタテ・ヨコは2回りは小さいくらい違う。

一方で厚さはそれなりに。acroとの比較 Playとの比較。同じくらいの厚さかも

一方で厚さはそれなりにある。
Acroよりはかなり厚く、Playと同じくらい。

でもこの厚さがむしろ手への収まりを良くしており、全くマイナスにはなっていない。
本当にスッポリと手に馴染む感じだ。

ソフトウェア

この4コーナーのショートカットが絶妙な純正ホーム

ソフトウェア面では、この小さなサイズに合わせた非常に使いやすい純正のホーム画面が印象的。
Xperia mini等と共通のホームで、4つのコーナーに4つずつ合計16個のショートカットを置けるようになっており、それぞれに無理なくアクセスできる仕様がとても秀逸。
Acroなんかではサッサと他のホームアプリに変えてしまっているのだが、Acriveに関してはこの純正のホームを変える気に全くならないほど使いやすい。

それでいて普通のホーム画面のようにショートカットやWidgetもちゃんと置ける。
4隅にオーバーラップするようなWidgetを置くと、コーナーのショートカット部分が自動的に消えたりなどの細かい作りこみも印象的。

Activeならではのアプリ達
歩数計のWidgetもある 歩数計アプリ。データが蓄積されて視覚化して見られる 歩数計をオンにしていると電力消費はそれなりに

Activeならではのアプリもいくつか入っている。

そのうちの1つが歩数計アプリ。
これの存在も、毎日持ち歩きたくなる要素の1つだったりする。
Widgetなんかもあって歩数が一目で分かるようになっているのが良い。
ちなみに、純正の時計WidgetもActiveらしいゴツいデザインでカッコ良かったりする。

コンパスアプリも付いている こんな感じ。ちゃんと日本語対応してるのが驚き ライトアプリ。ちょっと使い所がよく分からないけど「らしい」アプリではある

Activeのみの純正アプリとしては他に「コンパス」と「フラッシュ」がある。
コンパスはまぁ見た目そのままだけど、見た目も良いし、表示方法が色々あったりしてかなり作りこみされている。驚くのは完璧に日本語対応になっていることと(日本では未発売なのに)、変更履歴にHoneycomb対応が書かれていること(ソニエリってHoneycomb出してないのに)。

フラッシュは裏面のLEDや画面そのものを点灯・点滅させることができるアプリ。
点滅のパターンを「パルス」「ストロボ」「SOS」など5つのパターンから選べたりも。
まぁ正直使い所がイマイチ分からないけど、津波とかに襲われても防水で乗り切った後にこのアプリでSOS発信したりできる…のか?

システム

お約束の画面。Androidバージョンは2.3.4 xLOUDなんかもちゃんと入っている モバイルブラビアエンジンもバッチリ搭載

システム的には2011 Xperiaの標準的仕様と言って良い。
OSバージョンは2.3.4で、最近Acroなんかにも来たのとほぼ同じ仕様だ。

小さい廉価モデルだからといって、スペックが劣る部分はほとんど無い。
モバイルブラビアエンジンも入ってるし、xLOUDなんかもちゃんと対応。
唯一、カメラだけは5MでExmorR非対応と少し弱い。
(その代わりAcroには標準で入っていないパノラマ撮影や3D撮影は可能)

内蔵ROMが少なめなのはXperiaシリーズ共通 スクリーンショット撮影機能も当然備える ホーム画面のテーマ機能も当然ある

最新のソニエリファームなので、ホーム画面のテーマ機能とか、スクリーンショットの撮影機能なんかは当然に搭載されている。
一方で内蔵ROM容量の少なさもXperiaシリーズ共通。
まぁ僕の場合はサブ機だから全然許せる。

2011仕様のXperiaと横並びの性能と言える マルチタッチは4点まで認識

Quadrantの結果などを見ても2011 Xperiaシリーズと横並びの性能。
実際の動作状況もAcroなどと遜色ない。
むしろFree MemoryがAcroよりも多いせいかサクサク感では上回るくらいだ。
廉価版とは全く思えない。

防水性など

フタが開いてると教えてくれるさて気になる防水性だが、水滴が一杯ついていようが全く問題なく操作できるのはさすが。
敏感過ぎると噂のアアアッとはワケが違う。

ただ、さすがに水中に完全に入れてしまうと操作は不可能。
水中から撮影してみようと試みたが、カメラを起動しても水中に入れた時点でホームボタン等が押されたと判定されてしまうのか、うまく撮影できなかった。

ちなみに、左のスクリーンショットのとおり、USB端子等のカバーが開いてると教えてくれたりするのにはなかなか感心した。



そんな感じで、当初の目的通り「お風呂端末」としても活躍中である。
5分と入っていられなかった温泉にも小一時間くらいは入っていられるようになった。
雪の中で露天に入りながらActiveで遊んでるとなかなか贅沢な気分になれる。
(なお、一応説明書には「Hot Waterで使うな」と書いてあるw)

で、お風呂以外でもこのサイズの使い勝手を生かして日常も持ち歩いている。歩数計にもなるし。
画面サイズが小さいとはいえ、動かないアプリなどはほとんど無いし、表示範囲が狭すぎるというような印象も無くて実に使いやすい。
あまりにも気に入ったので、この端末用のSIMを入手してしまったほどだ。
(これは後日別途エントリするつもり)

なお、サブ機ということもあるのだが、Activeに関しては純正の状態で非常に使い勝手が良いので、メイン機でやっているようなカスタマイズを全然やらずに、敢えてソニエリの提供するスタイルのまま使っている。
Timescapeすらたまに使っていたり(この画面サイズだと不思議としっくり来たりする)w

標準でスクリーンショットもできるしテザリングも当然できるので、rootを取る必要性もほとんど無いのだが、お馴染みの中華フォントが嫌なのと、TitaniumBackupを使いたいという2つの理由だけで、一応ZergRushでサクっとroot化だけはしてある。

ということで、かなり気に入っているActiveの紹介でした。
いやー、ホントに小さい端末ってなかなか愛せるなぁ。
Xperia miniとかrayが支持されている理由がやっと分かった気がする。

#あ、そういえば付属のLiveViewは全然使ってないや。Activeが十分に小さいしねぇ…

18 comments

  1. Nubnam48 /

    安っ!その値段にビックリ! ねくさすか買ったばかりなのにw日本のキャリアは目の付け所がずれてると思う。

  2. この性能でこの価格はバーゲンです!
    日本で出しても普通にヒットすると思うんだけどなぁ。
    誰でも良さが分かる分かりやすい端末なのに…。

  3. ryubun sasaki /

    もともと小さなモノ作るのはお手のものなメーカーなのに、
    日本ではminiも含めて発売しないのは、おかしいって思います。
    ぜったいにウケる端末なのになぁって…

    詳細な記事、ありがとーございました。

  4. 実際に手にとって使ってみればその良さに気づきますよね。
    でも僕も実際に使うまでは「小ささの魅力」って分かりませんでした。
    日本ではiPhone型こそがスマートフォンというイメージもありますし。
    その辺が日本未発売の理由なのかもしれませんねぇ。

  5. n502i /

    初EXPANSYSでactiveを注文しようと
    ググっていてたどり着きました。
    しかも同じ青森県内在住の方だなんて!
    県内でactiveに興味ある人って
    我々だけなのではwww?

    先日注文して到着待ちですが、
    事前にどの国で発売されてる端末か
    問い合わせたところ
    黒/橙、コラボ白、共に
    香港ではなくインドネシアだそうです。
    まぁ普通に使えるなら問題ないですよね。
    LIVE VIEWも付いてこの値段ですし。

    あと2,3日で到着です!
    すげー楽しみです。
    お互いactive生活楽しみましょう!

  6. >n502iさん
    はじめまして!青森在住の方からのコメント嬉しい限りです!
    確かに県内でこういうマニアックな趣味を共有できる方はなかなかいないですよね。でもTwitterなんかではたまに同好の士をお見かけすることもあります。

    EXPANSYSのはインドネシア産だったんですね。
    ドコモのプラスエリアに対応していないせいか、SIMを入れてもネットワークが接続されていないというアラートが消えない(でもちゃんと使える)あたりが少々困りモノだったりしますが、Activeいいっすよね!

    例年よりスゴイ雪も、Activeならなんのそのですし!

  7. この記事を読んで、Activeに興味がわいてきました。
    歩数計アプリですが、常時起動していてバッテリーの持ちは大丈夫でしょうか。1日1回の充電でいけますか?

  8. この端末の数少ない欠点の一つがバッテリーのもちなんですよ。
    僕も歩数計は常時ONにしてるんですが、それだと夕方くらいにバッテリーが20%切って赤くなります。日中それなりに使うともっと減りが早いかも。
    替えのバッテリーかモバブー的なものを持っておかないとちょっと不安ですね。

  9. 回答ありがとうございました。
    じっくり考えましたが、先ほどぽちりました。
    届くの楽しみです(^^)

  10. いきなりのコメントで申し訳ないですけど、これってSIMカード入れるだけでつかえるんですか?

  11. Arika Amijay /

    日本で購入、ベトナムで使用中。
    しんどい環境の中安心して使用できるし、小さいうえに丈夫なバンドもあるので
    引ったくりの心配も少ない。
    スペックにも満足しています。

  12. Higasinoumi /

    スクリーンショットみると050plusが使えているように見えますが、お使いになっていますか?適合機種にはxperia activeは入っていないので、使えないように理解していましたが、大丈夫なんでしょうか?是非教えてください。

  13. フナムシちゃん /

    はじめまして
    買った早々Xperia Acroを水没させActiveがいいよーと薦められググっていてたどり着きました
    薄いより小さい端末が欲しかったので、Activeにすごく興味がわいてきました
    防水ケースに端末を入れてお風呂で見ているので水滴が一杯ついていようが全く問題なく操作できると言う情報ありがたいです
    Dufy+かActiveをと思っていたのですがDufy+は水滴が一杯ついていると極端に反応が悪くなるとの記事を見てActiveにしようと思ってるのですが、気になる点が1点だけ・・・
    いろいろ調べていると「画面がちらつく」と言う記事を多く見かけ躊躇しています
    そんなに気になるほど、ちらつくのでしょうか?
    ご教授頂けると嬉しいです

  14. 今更のご回答でスミマセン・・・。
    050plusは他の対応スマホで契約しておいて、Activeでその契約したアカウントを有効にすれば使えますよ。実際に試しました。
    Activeじゃない非対応スマホでもおそらくその方法で使えるのではないかと。

  15. ご回答が遅くなりスミマセン!
    画面のちらつきは個人的には全然感じてませんでした。
    個体差なのか単に僕がニブいのかは分かりません。
    ちなみに僕は有機ELのPenTileも全然気にならない程度にはニブいです。
    その辺が気になるようであれば回避した方がいいかもですね。

  16. SIMカードを入れてAPNをちゃんと設定すれば使えますよ。
    ただアンテナ表示が立たなかったり、ネットワークがつながってないというアラートが出たりしますが。

  17. 糸魚川 /

    こんにちは。
    古い投稿のようですがこちらの機種が気になりコメントさせていただきます。
    まだガラケー持ちでそろそろスマホに変えたいと思うのですが、こちらは格安simで使用可能でしょうか?
    あとsimフリーで使用可能な安価な防水スマホご存知ないでしょうか?
    お手すきの時にでもお返事いただければ幸いです。

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