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急転! MINI購入を検討へ

見積もりは出してもらったものの、もともとMINIを買いに来たワケではなかったし、コミコミ約300万円の見積もりと下取りのあまりの安さに私は「う~ん」となっていた。
早く目的のMINIグッズを見て、サヨナラしないと・・・。

だがしかし。
MINIグッズを買いにきた筈のヨメが購入検討モードになっていた。


今思えば、それにはいくつかの背景があった。

まず今のクルマを維持していくことの問題。
アコードは7年目に突入し、秋には3回目の車検がある。
先日、フロントガラスの飛び石を発見したが、車検時には補修が必要となるので、結構おカネがかかる車検になりそうだ。
あとタイヤの交換時期を遥かにすぎている。
これもこのままでは車検が通らないので、交換が必要だ。
17インチ4本となれば、8万位はかかるだろう。
そして自動車税の納付書も先日届いた。4万弱。
要するに、アコードの維持に色々おカネがかかるぞ!という状況だった。

そして、それだけのおカネをかけても、MT車であるアコードはAT限定かつペーパーのヨメには運転できない。
今後の生活を考えると、ヨメが運転できるかどうかは大きい。

それに、シャコタンヤンキー仕様の「かわいくない」アコードは、見た目的にヨメの支持を得られていない。
私自身も三十路に突入し、アコードは「若気の至り」という感じになりつつある。
次は少し落ち着いたクルマにしないと、とは思っていた。
(まぁCheckmateだって必ずしも「落ち着いている」とは言い難いが)

それに加えて、MINIデビュー当時からヨメが長い間抱き続けてきた「カワイイMINIに乗りたい!」という願望の強さ。
MINIが私にとっても魅力的で、お気に入りのクルマであること。
要するに二人ともが納得できる、ほぼ唯一のクルマであること。
(ヨメはMINI以外のクルマにはほとんど関心がないのだから当然だが)
現金一括で買える程度の蓄えはあること。
これら諸々を冷静に整理すれば、ヨメがMINI購入に傾いたことも納得できる。

「二人とも気に入るクルマなんて他にないし」
「私、いきなり大きいクルマは運転できないし」
「あの口座に○○円あるし、あっちに○○円あるし・・・」
一気に話を展開させはじめるヨメ。
突然の展開にビックリしながらも、頭の中で上記のような事情を必死で整理し始める私。
考えていくと、今このタイミングでMINIを購入するということも、「アリ・・・かも?」と思えてきた。

営業の女性も、割とホンキな感じになってきたのを察知したのだろう。
「MINI、お貸しできますよ」と言ってきた。
「今日MINIで帰っていただいて、また明日乗ってきてくれればいいです」
そんなサービスあるんだぁ、とまたしてもビックリな私。
冷やかしならそんな話には乗れないけど、購入検討の方向に大きく動いてきた今は、検討にあたって少しでも多くMINIを知るのはいいことだろう。
ヨメも異存はないようだったので、お願いしてみることにした。

驚くべきことに、ペラ紙一枚にサインするだけで、免許の提示もなく一日レンタルの手続きが終了。
かくして、駐車場で一際異彩を放つアコードを残し、MINI Cooperでディーラーを後にするという、朝起きた時には全く想像もしなかった事態になったのだった。

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