これも3月9日に発表された話で今更なんだけど、これを最初に聞いた時は「遂にドコモがiモードの閉じた世界からOpenWebの世界でiモードのノウハウを展開するのか!」というちょっとした興奮を感じた。
それと、これぞまさに「スマートフォンのiモード対応」に繋がる営みの第一歩なんじゃないかという期待感も当然に。
でもそこまで話が進んでいるワケでは無いようで。
スマートフォン対応はこれからの課題
iモードIDを取得し、PC向けサイトのユーザー情報と連携させる、といった取り組みと聞くと、今後増加が予想される、iモードをサポートしないスマートフォンで、iモードの契約情報を有効活用するための布石か、とも考えたのだが、笹部氏は「現時点ではあくまでもPCサイトとの連携を目指したもの」と話した。
「スマートフォンについても、対応していく必要があることは認識していますが、今回の取り組みはそこを狙ってのものではありません。まずはPC向けのサイトからケータイサイトへの導線を短くすることが目的です。とはいえ、具体的にはまだお話しできませんが、スマートフォン連携も必ず進めていきます」
PCサイトからiモードサイトへの導線を短くしたい――docomo IDの狙い(ITmedia)
この記事でちょっと落胆してしまったけど、スマートフォン連携も考えてはいるようなので引続き期待したい。まぁ少なくとも、スマートフォン向けにiモード課金を使ったサービスなんかを作る環境はできたワケだし(まぁ無料アプリ達との戦いになるから、そんなに簡単にはお金払ってもらえそうにないけど)。
そもそもマネタイズしやすいiモードのシステムがPCベースでも使えるってのは、課金が難しくて広告頼みになりがちなPCベースのWEBサービス運営者にとってはかなり良い感じになるのかも?
あと、これに関して何かセキュリティ上の不安等を書いてたブログがはてブ集めてたりしたけど、そういう各論で大きな話に水を差すようなのってどうなんかなぁとか。
まぁセキュリティも当然大事ではあるけど。
こういうサービスをかまして解決とかできないのかなぁ。
素人なのでよく分からんけど。
とりあえず、これを使ってどんなサービスが出てくるのか、ちょっと期待しつつ注目しときたい。
課金と回収のハードルを下げないとPC系サービスは金額の小さいものが売りにくいですからね。方向性として今後クローズドで特殊なWebって印象のあるiモードのみでは厳しいが、
かと言ってユーザーはもっと見れるサイトを拡大して欲しいしご時勢はスマホなわけで、
ガラケー対応としてそうしたサイトやサービスへもっと歩み寄って行かないと
競争力がどんどん落ちると考えているんじゃないですかね。
今でも変換サービス的なものはありますが、ユーザー企業からすれば不足も目立つわけですし。
>rolling_moaiさん
やっぱりドコモさんもiモードの外の世界のことはしっかり考えてるんだと思いますよ。
(というか、そう思いたいw)
やっぱり課金・回収を握ってるってのはiモードの外でも強いでしょうし。
これをキッカケにPCのサービスもガラケーやスマホと連動しながらしっかり収益化できるようなのが出てくると面白いなぁとか思いました。