Gadgetからクルマとお家に興味が移行中

2009年にやったTVゲーム

そういえば僕は結構TVゲーム好きなんだが、このブログではゲーム関係のエントリーが少ないなぁなどと思ったので、唐突ではあるが2009年にやったTVゲームを振り返ってみようと思う。

ちなみに、持ってるゲーム機はPS3/Wii/DSi/PSP。
一応社会人ゲーマーで、平日は深夜帰宅、休日は子育ての手伝いに忙殺されるという日々なので、ゲームに費やせる可処分時間は限られる。

そんなワケなので、近年はいわゆる「大作」と言われるものにしか手を出していない。本当はもっと小粒でもピリリとするようなゲームもやってみたいのだが、いかんせん時間が無い。
「やりこみ」もしたいけど全然無理。

なので、必然的に細切れな時間でも楽しめて、かつある程度サクサク進んで、やたら自由度が高くてメンドクサイのではなくてカチっとクリアに向けて連れて行ってくれるゲームが好きな傾向が強くなってきた。
そんな僕が今年買ったゲームは以下のとおり。

改めて振り返ってみると結構買ったなぁ。
で、本当に「大作」系ばっかりだ。
あとPS3のゲームが多い。っていうか、去年まではPS3には大作ゲームが少なくて(MetalGearSolid4くらいか)、ゲーム機というよりはメディアプレイヤーとして活躍する場面の方が断然多かったんだけど、今年に入って状況がだいぶ変わったなぁという印象。

で、ヒドイのは、上記のうちクリアしたのが「バイオ5」のみという状況。
まぁ「スト4」は何をもって「クリア」なのかがよく分らないとか、「FF13」は今の勢いだと多分クリアできそうな気がするとか、まぁ多少の事情はあるにせよ。
なんというか、今年はクリアする前に他の大作ゲームに目移りしてしまって放置ということが多かった気がする。
もったいないよなぁ、我ながら。

ということで、以下個別に簡単なレビューでも。
一応、個人的に面白かった順に書いてます。

第1位: Street Fighter 4



「クリア」という定義がよく分からないゲームなので「クリアした」とは言えないのだが、今年最もハマったゲームなのは間違い無い。
とりあえずこのゲームのためにわざわざ「リアルアーケードPro」を買うという程度にはハマった(標準コントローラーだとシンドすぎるんで)。

ちなみに僕はモロに「スト2」世代で、初代スト2からスパ2Xまで、漏れなくゲーセンの対戦台でやりまくったような世代。
そんな僕からすると、「対人戦がネットワーク経由でいくらでも無料でできちゃう」という「スト4」は夢のようなゲームで、買ってから1ヶ月ほどは睡眠時間を削ってホントに猿のようにやった。

ゲーム自体が「スト2」時代の感覚でもとりあえず戦える作りになっているというのが、僕みたいに「スト3」には馴染めなかったような古参の人間にとって非常に大きかったのだと思う。
もちろん「スト4」ならではの要素もあって(「セビキャン」とか「移動投げ」とか「しゃがグラ」とか)、それを使いこなせないと本当に強くはなれないのだが。

ちなみに僕は上記の「4ならでは」の要素は全然できない。
アーケードスティック買えばできると思ったけど、もう僕みたいなオジサンには相当厳しいテクだ。セビキャンとか指がつるよ。
でも、そんなレベルでも、気楽に楽しむ分には十分楽しめるゲームなのだ。
(当然上級者同士の張り詰めたやりとり等は楽しめないけどね)

ネットワーク対戦では、自分と同じ程度の実力の人間としか当たらないというのが良い。
必然的にいつだって接戦になるので、気が抜けない。
あと僕程度の実力だと「キャラ差」がそれほど気にならないのも良い。
結構良いバランスなのではないかと思う。
(上級者だとそうでも無いみたいだけど)

昔からリュウ・ケンは使わない(というよりテク的に使えない)自分は、今回はブランカをメイン、サブでローズという感じでBP2000チョイくらいまでやった。
対戦相手が圧倒的にリュウ・ケン・豪鬼なのは昔から変わらないなぁ。
特に外国人に「ぶっぱ昇竜」なケンが多いのが笑う。
で、そんな「ぶっぱ」にガンガン当たってる自分に大爆笑しながらやってた。
あ-、最近しばらくやってないけど、書いてたらまたやりたくなってきたわー。

第2位: バイオハザード5

バイオハザード5
posted with amazlet at 10.03.08

今年唯一クリアしたゲーム。
なんと言っても、十数時間でエンディングまで行けるのは、時間のない社会人ゲーマーにとって非常に助かる。
ゲームの進行も基本的には一本道で、余計なメンドクサイ分岐とか自由度は無い。そういうのが嫌な人もいるだろうが、僕なんかはその方が助かると思っている。

各章が長くても1時間弱で終わるので、細切れな時間で楽しめるのも良い。
それでいて、難易度も簡単すぎるとかマゾすぎるということのない絶妙なバランス。

バイオはこれまで全作クリアしてきたが、今作もやはり質が高く、しっかりクリアできる作品で非常に楽しかった。
もちろん簡単にクリアできるからと言ってライトなゲームということではなく、むしろ一度クリアしてからが楽しみが増えてくる作りになっているのもいつも通り。
今回もやりこみ要素が非常に多く、チャレンジしがいがあった。
(最終的には全然やりこめてはいないのだが)

「バイオ5」での新要素である「ネットワーク経由での協力プレイ」も楽しい。
協力プレイではどうしても相手に迷惑にならないように立ち回る必要があるし、ムービーなんかもスキップするのが礼儀なので、初回プレイから協力プレイを楽しむのはあまりオススメできないが、やりこみフェーズになった時の協力プレイは楽しい。
上手い人と組むと、立ち回りなんかがとても参考になるし、クリア時間の短縮なんかも簡単にできてしまう。

ちなみに、「バイオなのに怖くない」という指摘が多い今作。
確かにたいして怖くないです。
でもバイオが怖かったのって「1」だけじゃないか?という気がするが。

第3位: ファイナルファンタジー13


まだ13時間・第6章までしかやっておらず、クリアまで行けるかも分からないのにこの順位で良いのか迷ったが、やっぱりココで。
今後の展開によってはもっと上位でも良いかもしれない。

このゲームは僕が楽しめるゲームの条件をほぼ備えており、プレイしていてもストレスとは無縁でサクサク進むのが非常に気持ちよい。
年末年始の休みもあることだし、このままクリアまでほぼ間違い無く進められると思っている。

FFは9/11/12以外は全部クリアしたが、最も好きなのは10。
今作は10には今のところ少し及ばない気がするが、間違い無くその次に付けるデキじゃないかなぁと思う。

まず、賛否両論あるだろうが、「一本道」なのが良い。
もう余計な回り道とかせずに、ただただストーリーを追っていけば良いというのは非常に分かりやすいし、中途半端に選択肢を提示されても時間が無くて困ってしまう僕みたいな社会人ゲーマーには良いのではないか?

あと戦闘毎にHP等が全回復するのも非常に良い。
一々ポーションとかで回復するのはただの作業でメンドクサイし、このシステムが故に一回一回の戦闘が緊張感があって楽しめるようになっていると思う。

セーブポイントがこまめにあるので、細切れ時間でプレイできるのも良い。
(もっとも、セーブした後にストーリーが進行するという作りになっているので、ついつい続けてしまい、止め時が難しいのだが)

「大作」にしては珍しくHDDへのインストールが不要なのに、全くと言って良いほど操作上のストレスが無いのもスゴイ。
ストレスが無いというより、むしろ快適。
こんなに快適なのにあの美麗なグラフィックってスゴイな。

戦闘の難易度の匙加減も絶妙。
まだ第6章なので、戦闘にしても全ての要素を体験できていないのだが、油断するとあっさりゲームオーバーになる緊張感がありつつも、工夫するとアッサリ勝てるというあたりの絶妙な調整を楽しめている。

戦闘システムも、どうしてもメンドーで馴染めなかった12のシステムとは大違いで、細かい指示の部分はお気楽モードにしつつ、全体の戦局を大観してオプティマや主人公の行動を切替えていくという戦略性をしっかり楽しめる良いシステムではないかと思う。

難点は今のところほとんど感じていない。
ストーリーは10ほどのデキでは無い気がするが、この先分からないし、少なくとも先が気になる展開は作れていると思う。
対象年齢が高いのか低いのかよく分からないゲームだなぁとは思うが。
(システムとかストーリー上の概念なんかは子供には難しそうだが、キャラ描写などの一部のストーリーで、大人の鑑賞に耐えるとは言い難い場面なども見られる。まぁこれまでのFFって全部そんな感じだけどね)

なんか、この13のグラフィックとかシステムのクオリティで、10のストーリーを楽しみたいなぁとか最近思ったりする。
とりあえずクリアしたらまたエントリを書くかもしれない。

第4位: 龍が如く3

龍が如く3
posted with amazlet at 10.03.08

前作までは未プレイ。
今作もストーリー上はおそらくかなり前半で止まっており、現在まで放置。
なんか、ストーリーはすごく面白そうなんだが、寄り道要素とか自由度のせいで、ストーリーを追いかけられなかった。

このゲームの良いところは、とにかく盛りだくさんな「寄り道」要素と、骨太なストーリーと聞いていたのだが、確かに序盤からもうストーリーと関係なく街中でガンガン遊べてしまう。
これが僕にとっては痛し痒しで、早速「キャバつく」にハマって、かなり時間をかけて1人をNo1キャバ嬢に仕立て上げたところで満足してやめちゃった。

こういう「寄り道」要素があって自由度も高いと、僕みたいな典型的A型の完璧主義な人間はそれを全部しゃぶりつくしたいという欲求を抑えられず、ストーリーをほっぽり出してそういう要素に一つ一つハマっていってしまう。
ところが時間は有限だから、結局枝葉末節にとらわれて本筋を追えないという今回みたいなことになる。じゃあ枝葉にとらわれないでストーリー進めろよ、という話なんだが、なんか体質的にできないんだよなぁそれが。なんか取りこぼしちゃってると気になって仕方がない性分なんで。

基本的にストーリーとかも面白いし、各寄り道要素も非常に面白くて、システム的なストレスなんかもあまり無く、良い出来映えのゲームだと思う。
だから時間さえ潤沢にあれば、相当遊べるゲームなんだろうなぁと思いながらも、僕にはこのゲームをしゃぶりつくす時間は無いやということで、残念な結果になった。
今後、もしすごく時間ができたら、続きをやりたいゲームではある。

第5位: デビルメイクライ 4

デビル メイ クライ 4
posted with amazlet at 10.03.08

これ、発売は2008年1月だからもう2年近く前のゲームで、今更感もあるのだが、気になってたけどなんかスルーしちゃってたので、オークションで入手。

グラフィックとかアクションとかすごく高いレベルで普通に楽しくプレイできるんだけど、案外クリアまでの道のりが長くて途中で止めてしまった。
ボスキャラの迫力とかスゴイし、アクションが多彩で色々自分なりのコンボ作ったりして遊べて面白いんだけど、ボス戦の無い面とか若干単調かも。
「先が見たい」ストーリーでも無かったというのも中断の理由かも。

まぁでも一番大きいのは、「スト4」とか「バイオ5」の時期に重ねて買っちゃったので優先度が下がっちゃったということかもなぁ。
そういう時期じゃなければ結構遊べるゲームとは思った。

第6位: ドラゴンクエスト9


言わずと知れた今年最も売れたゲーム。
未クリアです。かなり序盤で止まっちゃった。

実はドラクエって5以降は一つもクリアできてない。
ドラクエが悪いんじゃなくて、僕のドラクエとの相性が悪いんだろうな。
なんか、街歩いて色んな人に話しかけたり、街毎に経験値とお金稼いで装備整えたりするのが、最近メンドウで仕方ないワケで。
(じゃ、最初っからRPGやるなよってことなんだろうな・・・)

別に経験値稼ぎしなきゃ進めないということも無いんだろうけど、新しい武器防具とか売られてると、とりあえずそれ装備できるまで育てるみたいなA型完璧主義が出てしまって、結局最後まで行けないみたいな。
ホント、損な性格してるわ自分・・・。
ストーリー的には相変わらず先が気になりはするんだけどなぁ・・・。

すれ違い通信は面白かった。
あの時期はほんと通勤の行き帰りだけでガンガン釣れたし。
まぁでもあれも一度に10人・20人すれ違えれば良かったけど、3人毎に設定しなおしとかメンドウすぎて段々やらなくなった。

今作はDSということで、なかなか自宅でゲームの時間が取れない僕なんかにも向いていたハズなんだけど、ちょうどその時期から通勤電車の行き帰りをはじめとする「すき間時間」を全部HT-03Aという携帯いじりに費やしてしまってたのも運が悪かったかも。
この辺は完全に僕個人の事情なので、ドラクエ9に何の非もない。
電車での携帯いじりに飽きてきたら、また続きを始めても良いかもなぁとは思っている(でも携帯で情報収集するのが習慣になっちゃったからなぁ・・・)

第7位: モンスターハンター3



「MHP2」と「MHP2G」の2つは、僕の少ない可処分時間を合計で1000時間近く持って行ってしまったドハマリゲームだったのだが、今作はそこまでハマれなかった。

これはやっぱり完全にプラットフォームの選択ミスでしょ。
据置きで出すなら「なぜPS3で出さなかった!」と問い詰めたい。
このゲームのターゲットって明らかにWiiのお客さんじゃないでしょと。

何となくダメダメな雰囲気は感じてたので、基本的に見送ろうと思ってたのだが、発売後1週間もしないうちにネットでたたき売りが始まったので思わず買ってしまった。
普段からPS3のグラフィックに慣れてると、もうこのゲームのグラフィックなんか眠すぎて見てらんない。シャープネス10回くらいかけてやりたいくらい。

じゃあ操作面でWiiならではの訴求ポイントがあるかというと、それもかなり微妙というか、クラシックコントローラーじゃないとかなり厳しい操作性。
Wiiにした理由が分からなすぎ。開発費ケチった?

それからネット対応もPS3の方が遙かに洗練されてると思う。
まずボイスチャットができない時点でかなり興ざめだもん。
ソフトウェアキーボードは使い辛いし、変換はアホだし、そもそもチャットの文字数制限がキツすぎて全然楽しめない。
一応チャットするためにわざわざ「ワイヤレス Wii キーボード」買ったけど、システムの糞さまでは当然ながらカバーできない。
必然的に、野良のパーティーだと定型文で「よろしくー」→無言で狩り→「おつでしたー」という流れになりがち。
全然オモロくない。
リアル友とやる時は、PCでSKYPE起動してボイチャしながらやった。
メンドクセ-んだよ、そういうの。ゲーム機で完結させろよと。

ゲームそのものは完全に新規のモンスターが多くて、それでいてこのゲーム本来の面白さは失われていないということで楽しめるし、バランス調整なんかも結構絶妙かなぁと思う。
でも、より上位の武器防具を揃えるためにはネットワーク接続が必須で、そのネットワークが有料サービスな上に使いづらいというのは厳しすぎる。

結局、ソロプレイでのエンディングまでは見たものの、それより上の要素は全く体験しないまま放置している状態。惜しいなぁ。
ま、どうせ「3G」とか出すんだろうから、その時はPS3かPSPでヨロシク。


来年は何が目玉ゲームなのか全然知らないが、今年は買いすぎ・未消化すぎなので、FF13クリアしたらしばらく新規は自粛しようかなぁと思ってる。
でもWiiマリオはちょっとだけ欲しいかも。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。