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新型MINIが公表されましたね

R56 MINI CooperS Rear section
すでに色々な所で記事になっているし、当ブログでも一度エントリしたが、新型MINIの話。
とうとう正式に発表された。

これに伴って、内外装の正式なデザイン等が明らかになっている。
エクステリアについては、一部擬装されていた事前の写真から大きく変わった部分も見受けられず、まさに「キープコンセプト」であり、現行モデル乗りの私もホッとしている次第だ。
オーナー以外は、どこが変わったかもハッキリとは分からないのではなかろうか。

新型は若干サイズアップするらしく、ボディパネルなどは全部新設計らしいが、パっと見は旧型を流用してるんじゃないかという位変わらない。
それでも敢えて変わったところを挙げていくと、結構あったりする。
現行オーナーの「ひいき目」で見ると、「イマイチかな?」という部分もある。


R56 MINI HeadLight
一つは、ライトの中にウィンカーランプが内蔵された点。
MINIのパッチリとした存在感のある丸目ライトの中で、オレンジ色のウィンカーが一際違和感を放っている気がしてならない。
もっとも、イギリスの公式HPではオレンジがあまり目立っていないので、オプションなんかでクリアウィンカーに出来るのかもしれない。
なんにせよ、クリア化するオーナーが続出しそうな気がするほど、イマイチな感じ。

R56 MINI Side
イマイチというと、サイドのウィンカー部分も妙に大型化されていてイマイチ
上の写真にあるCooper Sのものは、まだクローム化されているだけマシで、Cooperだと広大な黒のプラスチックがここにハマるワケだ。ちょっと安っぽくないだろうか・・・。
もっとも、この部分とて容易にアフターパーツで替えられるのだろうから、そんなに問題ではないのだろうが。

R56 MINI CooperS Rear Fog Light
他に気が付く点としては、CooperSのリアフォグが真ん中1点から、両端2点に変更になる模様。
逆にCooperは真ん中に結構大型のリアフォグがドンと鎮座する形になるようだ。

R56 MINI CenterMeter with Navigation
これに対し、インテリアは事前情報どおり、かなりの変化が見られる。
センターメーターは大型化されているし、これにナビを内蔵した場合でも、スピードメーターとしての機能が損なわれないような工夫がされている。また、オーディオのコントロールも内蔵されているようだ(これが故に、新型は1DINサイズの社外品すら取り付けが不可能なように見える。人によっては大きな問題だろう)。

R56 MINI Dashboard
コンソールのパネルは、真ん中のパネル部分(色々な質感のものから選択できるようだ)と、下のパネル部分(いくつかの色から選択できるようだ)とに分かれていて、様々な組合せができるようだ。
アフターパーツもそれぞれ色々と出るハズなので、現行型にも増して、個性を発揮しやすい作りで、これは良い変更だと思う。

R56 MINI Toggle Switch @ Roof
また、MINIのインテリアのトレードマークの一つとも言える「トグルスイッチ」が天井にも用意されるようだ。照明だけでなく、色々なオプション関係のスイッチがここに来るらしい。

R56 MINI Illumination@Door pockets
個人的に「いいな」と思ったのは、夜のインパネの照明の色を、この天井にあるトグルスイッチで5色に切替えられること。赤・オレンジ・ピンク・紫・青といった感じで、夜の室内の雰囲気を大きく変えることができるようだ。
上の写真のとおり、計器類だけでなく、ドアにも広範なイルミネーションが用意されているようなので、ここはかなり現行型とは雰囲気が変わるのだろう

R56 MINI Engine Start Button
また、新型にはいくつかの新たな「スイッチ」が用意されている。
一つはS2000ばりのエンジンスタートボタン。
キーを差し込む方式もなんだか随分変わっていて、どうやってエンジンをかけるのか興味を引かれる。

R56 MINI Sport Mode Button
もう一つが、「スポーツモード」ボタン。
レガシーのSI-DRIVEとかBMW M5のように、エンジン特性を変更できるようだ。
これも実際の効果の程は試乗レポートを待つしかないが、なかなか面白い仕組みだし、かなり効果が期待できるのではないだろうか。

見た目以外の要素で注目なのは、やはり動力性能
新型エンジンはやはりDOHCエンジンで、BMWのバルブトロニックを搭載。実際のフィーリングは実物の試乗レポートを待つしかないが、カタログからだけでも、現行型よりかなりフィーリングの良いエンジンなのだろうと想像できる。
実際、パワーも若干上がっているし、燃費に至っては大幅に改善しているようで、これは素直に羨ましい。

もう一つ大きな変更としては、Cooper Sがスーパーチャージャーからターボに変更となる点。
更に、アクセルを全開にすると一時的にトルクアップする「オーバーブースト機構」なる仕組みもあるらしい。
これらも実際のドライビング感覚に大きく影響してくるハズだ。良い方向なのか悪い方向なのかは分からないが・・・。

ちなみにYouTubeでいくつか動画を見てみたが、CooperSのエンジン音はかなり「イイ感じ」だった(クルマに興味のない人にとっては、ちょっと五月蝿いかもしれない感じだが・・そんな人はCooperSを買わないだろうから、問題ないのだろう)。
動力性能については、ボディが若干大型化したものの、車両重量が軽くなっているなどという情報もあり、全体的にかなり良くなっているのではないかと思える。

そんな感じの新型MINIだが、現行型オーナーの私から見れば、「見た目」そのものが大きくは変わらないので、動力性能の分だけちょっと羨ましいかなぁという感想だ。
とりあえず、トータル的にはCHECKMATEを買ったことを後悔しないで済みそうなので、少し安心している。

ちなみに、イギリスの公式サイトはFLASHバリバリのサイトとしては久々に感動できるような作りだった。
かなり楽しめるので、一度見てみると良いかも。

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