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Xperiaの売れゆき勝手予想

とうとうソニエリからもAndroid2.1へのアップデート時期が公式に発表されたXperia。
ドコモからもちょっと前に発表があったので特に驚きはないというか。
強いて言えば、遅すぎるアップデートとFroyoじゃないことに改めて驚いた程度。

そんなXperiaだが、Twitterとか見てると相変わらず手に入らないらしい。
Xperiaの売れゆきについては、先月末にドコモの山田社長が発表した「発売20日で10万台」というニュースくらいしかソースがなかったのだが、たまたま見かけた海外のブログで「Xperia X10 is NTT DoCoMo’s fastest ever selling smartphone」という記事を見つけて、より詳しい情報を入手できた。

その記事によると、Xperiaは最初の3週間で12万台を売ったとか。
ちなみに初回出荷10万台は10日以内に売切れとなり、4月中旬に5万台・4月末頃に3万台が更に出荷されているという。ということは5月になっても売切れが続いていれば、少なくとも18万台程度は売れているということか?

この勢いは、これまでのドコモのスマートフォンと比べても明らかなようで。

  • Blackberry Bold : 14ヶ月で6万台
  • T-01A(東芝のWM機) : 10ヶ月で6万台
  • HT-03A(日本初のAndroid機) : 10ヶ月で8万台

・・・というか今までが寒すぎるんですけどw。
これじゃあドコモがスマートフォンに本気になれないのも仕方ないか。
いや、ドコモが本気じゃないから売れてないのか。うーん、どっちなんだろう。

ここからの売れゆき勝手予想

この記事によると、2009年度のスマートフォン出荷台数は234万台で、そのうち7割強がiPhoneだったらしい。まぁiPhoneが非常に強いだろうというのは想像どおり。今後も当面変わらないだろう。

しかしこの記事によると2位のHTCが11.1%とある。
HTCのWM機も少しは入ってるのだろうが、大半がHT-03Aではなかろうか。
とするとHT-03Aは少なくとも20万台程度は売れたと推測される。
上記の「10ヶ月で8万台」から大幅に増えている。

これは恐らく昨年終わり頃から「0円」とか「10円」とかでHT-03Aが投げ売りされてきたからだろう。
(余談だが、そのせいでヨメから「10円ケータイ」とよくバカにされていた・・・)
実際、HT-03Aを使っていてWEB上でも関連情報を収集していた身としては、その頃から新規ユーザーがグっと増えたという肌感覚がある。

とまぁ前置きが長くなったが、上記のような事実・推測を元にXperiaの今後を勝手に推測してみる。

たぶん、当初の好調な販売は5月一杯くらいで一段落するだろう。
4月末にはDesireも発売されたし、6月からは次期iPhoneの話題でもちきりになりXperiaの存在感は薄れる一方だろう(特にWEB上では)。

ただ、僕を含めソフトバンクは元々選択肢に無いというユーザーも相当数いるはず。
何しろ契約数5750万で解約率が0.5%を切るというドコモだけに、「ドコモのスマートフォン」の買い時を探っている潜在ユーザーの数は馬鹿にならない。
そういうユーザーで、まだXperiaに手を出していない人達が、なだれを打ってXperiaを買いそうなのが、先日発表されたXperiaアップデート+iモードメール対応が実施される秋頃だろう。
ソニエリが2010年の4Qと言っているので10月頃だろうか。
ここから春モデルが発表されるまでの3ヶ月程度で、発売当初と同程度に売れる可能性がありそう。
ただ、他のAndroidラインナップが何かにもよるだろうが・・・。現時点見えてこないのでここは何とも。

更にHT-03Aの例を見ると、値下げによる増加もかなり見込めるように思う。
HT-03A並の投げ売りになるかは分からないが、数千円で手に入るなら買うというユーザーもかなりいるのではないだろうか。

ということで、発売当初20万台・iモード対応後に20万台・値下げで20万台の合計60万台程度は売れるのではないかと勝手に予想してみる。
2010年のスマートフォン出荷が仮に300万台だとすれば(ちょっと強気だが)、シェア20%。
さすがにiPhoneのシェアは下がると思うので、結構いい感じではないだろうか?

他のAndroidも気になるところ

2010年度にドコモはスマートフォンを100万台売るという目標を立てているらしいが、それを達成するにはやはりXperiaだけではダメで、他の端末も数十万台程度は売る必要がありそう。
これがどんな端末になるのかにも興味津々だ。
おそらくはおサイフケータイにも対応したAndroid携帯が最右翼か?
とすると国内メーカーからの発売になるハズなので、現時点で情報が無いのはやむなし。
auと「おサイフ」対応などをガッチリやっているSHARPあたりが出してくるのだろうか。

いずれにせよ、全キャリア合わせればAndroid携帯だけで今年度中100万台は固いと思ったりする今日この頃。アプリの質・量の更なる改善や、Android向けサービスの拡充がますます楽しみになってくる。

ちなみに、少々気が早い話だが、僕のXperiaの次の端末候補はLTE対応のAndroid携帯(おサイフやiモードにも当然対応済み)かなぁと思っている。早ければ来年の今頃にはそういう端末も見えてきているのかなぁ。
というか、もうLTE対応端末は全部Androidにしちゃえば、ドコモの掲げる「3年後にスマートフォンシェア50%」も全然夢じゃないのになぁなどと思ったり。

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