
モンハンにもようやく飽きてきたので、やっと今年初の更新・・・。
とりあえず、今年一発目のネタは先日発表されたドコモの新パケット定額料金等について。
TwitterのTLなどでは「改悪」「ソフトバンクの後追い」などのネガティブな受け止め方が大勢を占めており、かなりポジティブに受け取った自分とのギャップがなんなのか気になっていた。
不明な点がまだ多く、かつ僕の理解が間違っている可能性もあるが、本当に「改悪」なのかを少し考えてみたいなぁと。
パケット定額のランニングコスト
今回追加されたパケット定額は「パケホーダイ・フラット」と「パケホーダイ・ダブル2」。前者はパケットを使おうが使うまいが月額5,460円かかるというもので、後者は4万パケット(4MB)までは月額2,100円だがそれ以上使うと従量課金となり、11.4万パケット(13MB)で上限5,985円に張りつくというもの。
僕のように普通にスマートフォンを使っている人は、現行のパケホーダイ・ダブルでも毎月パケット上限の5,985円に張りついている筈なので、「パケホーダイ・フラット」にすれば純粋に月額525円安くなる。
525円と言えば、iモード+spモード+iモード.netの付加サービス料金に匹敵する値段なので、これはかなり助かる価格設定ではないかと思う。
「パケホーダイ・ダブル2」は2段階の階段の閾値になる通信量が低すぎて、スマートフォンを普通に使っている人にとっては殆ど意味が無いと思えるプランだ。
ただし後述の「月々サポート」を使えるのは「フラット」か「ダブル2」のどちらかだけなので、パケット通信はほとんどしないけど「月々サポート」を受けたいという人はこちらを選ぶのかもしれない。
(月々サポートがどの程度の値引きなのか不明なので、現時点では損得計算ができないが)
いずれにせよ、現行「パケホーダイ・ダブル」を使っているスマホユーザーにとってはランニングコストが引き下げになるプランが追加されたワケであり、「改悪」どころか「改善」と言えるだろう。
端末購入時のイニシャルコスト
これまでのドコモ・スマートフォンは購入時に2万円前後の「端末購入サポート」という割引があった。これは2年以内に機種変更をすると2年に満たない月数に応じて違約金がかかるという「値引きの先取り」的な制度であった。今回、「月々サポート」という制度が新たに取り入れられたことで、この「端末購入サポート」が「月々サポート」に変わっていくとのこと。
「月々サポート」の具体的な値引き額は発表されていないが、おそらく「端末購入サポート」における1ヶ月あたりの違約金相当額程度になるのではないかと想像される(つまり月額1000円前後?)。
あるいは端末を2年の分割で購入した場合の1ヶ月あたりの割賦料金に相当する程度なのかもしれない(割賦で買ったことがないので具体額がよく分かっていないのだが)。
こうした制度の概要からすると、おそらく今後は端末購入時のイニシャルコストはこれまでに比べて上がることが想定される。
ちなみにこれまで併用可能であった「デビュー割」等の端末購入時の値引きは今後廃止されるという情報もあることから、これまでのように「スマホの方がガラケーよりかなり安く買える」環境は徐々に解消されていくのかもしれない。
個人的には、一括購入しかしないことと、1年程度で機種変更していくことから、機種変更時に払う「端末購入サポート」の違約金と、今後上がると想定される購入時の金額がほぼイコールであれば、特に大きな影響はないかなぁと思っている(低金利なのでお金の時間的価値は無視しているが)。
SIMフリー化との兼ね合い
今回、「ソフトバンクの後追い」等と言われているのはこの「月々サポート」の導入の部分であり、確かに結果的にはソフトバンクやKDDIの料金プランに近づいたように見えるのだが、それを以て単に「改悪」とするのは些か単純すぎまいかという気もしている。というのも、この変更はドコモにとっては「必然」と思えるからだ。
その背景は4月以降のドコモ端末のSIMフリー化(Gapsisさんの記事より)である。端末をSIMフリー化する以上、端末購入時の割引ばかり大きい現状では、ドコモで安く買って他のキャリアに月額料金を払って使うという輩が続出してしまう可能性がある。
SIMフリー化しても引き続きドコモに月額料金を払ってもらうような料金体系にするのがドコモとして当然の対策であり、今回の制度はまさにそれにあたるのではないかと思われる。
スマホの売れ行きがどうなるか?
上記のような理解で個人的には納得しているのだが、気になるのはスマートフォンの売れ行きにどういう影響を与えるかだ。今期のドコモ・スマートフォンは目標の100万台を大幅に上回る250万台程度の着地になりそうらしいが(ちょっと前の僕の予想は大幅に外れてしまったワケだ)、来期は更に大幅上積みして600万台のスマホ販売を目標にするらしい。
確かに時代の流れからすれば達成できない目標でも無い気がするが、僕の周りの「最近スマートフォンを買ったオジサン達」の声を聞くと、「ガラケー買うよりかなり安いし」というような人も多くいるのが実情であり、今回の制度変更で端末のイニシャルコストが上がるとなると、売れ行きにも多少の影響が出るのではないかという気がする。
ただ、僕と違って割賦で買う人も多いようなので、そういう場合は実はあまり影響を感じないのかな?その辺は良く分からないが・・・。
どういう人にとって「改悪」なのか?
以上で見てきたように、普通のスマホユーザーにとってはランニングコストが割引きになる一方で、端末購入時のイニシャルコストは上がることが想定される。ただしイニシャルコストは2年間端末を使っていればこれまでの制度と同等の値引きがされるハズなので、あまり「改悪」というようには見えない。僕のTwitterのTLで「改悪」と言っている方々を見てみると、「端末の購入頻度が高い」「通信をせずに最低料金だけ払っている「寝かせ回線」を持っている」ような人達が多かったようだ。
要するに「あんまり普通じゃない」人達だ。僕もあまり人のことは言えないが。
確かに今回追加されたプランでは月々の最低金額が「ダブル2」の2,100円となっており、全く通信をしない場合の最低料金は上がるように見える。
しかし、現行の「パケホーダイ・ダブル」が廃止されるワケではないので、「寝かせ」な人は今までどおりにしとけば良い。というか、そもそもパケット定額を契約する必要すらないハズ。
僕も購入時の「端末購入サポート」の違約金を払うのが嫌だったので1回線を「寝かせ」状態にしているが、現行どおりのプランにしておけば特に問題は無い状態。
ただし、今後新たに端末を購入して、何らかの理由で「寝かせ」をする場合は、購入時の値引きである「端末購入サポート」が「月々サポート」に変わり、かつ「月々サポート」は新パケット定額プランのいずれかを契約しなければいけないので、「寝かせ」のハードルは高くなる。
要するにこれまで「購入サポート」で安く端末を買い、ランニングコストの最低料金が低いのを良いことにドコモに支払う金額を最低限にしていたようなガジェット好きにとっては「改悪」と言えるのかもしれない。
まぁドコモがそういう人達を特に優遇する理由は全く無いと思うし、先述の通りSIMフリー化の流れへの対応として必然との背景もあることから、全体として今回の制度改定が「改悪」だという結論にはならないのではないかというのが個人的な感想だ。
応援学割
僕自身に全然関係ないのが残念なのだが、学生のいるファミリーは更に「応援学割」を適用して月額料金を更に値引きすることが可能とのこと。ただ、これも新しく追加されたパケット定額プランのみの対応だそうで、「普通じゃない」ユーザーにとってはあまり嬉しくないのかもしれないが、普通は嬉しい変更だろう。
気になるXperia arcの取扱い
ブログをしばらく放置していたこともあり、ドコモが3月末までに発売予定とされる「Xperia arc」について何も書いてきていないが、端的に言うと「凄く欲しい」。とにかく端末デザインだけでもう欲しい。それに加えて今回は中身も悪く無さそうだ。
ということで、Xperia(X10)の後継端末として有力候補なのではあるが、いくつか気になる点もある。
一つは「デザイン以外のハードのSpecがX10と変わり映えしない」。いや、もちろん少しずつ良くなっているのではあるが、やっぱこの時期であれば2コアとか普通に載せて欲しかった。
もう一つが「おサイフに対応していない」。ワンセグはどーでも良いのだが、おサイフは欲しい。
Androidの世界でもNFCがGingerbreadでサポートされたり、次期iPhoneにNFCが載るという噂があったりと注目の技術だけに、またそうでなくても便利すぎるサービスなのでおサイフはホントに欲しい。
しかもおサイフ載せたarcベースの国内仕様端末(Azusa)の噂もあり、しばらく見極めが必要だと思っている。
ICカードを載せることで折角のarcのデザインがダメダメになったりすると更に悩みが深くなるのだが。
で、もう一つ気になるのが発売タイミングである。
今回の新料金体系が適用されるのが今年の3/15から(公式)。
一方、SIMフリー化は4月以降発売の端末から(噂)。
で、Xperia arcは3月末までに発売とされている(日経)。
ってことは、arcはSIMフリーじゃないんだけど、SIMフリーな料金体系が適用される変な端末ということになる可能性もある。
・・・まぁよく考えたらarcにしてもドコモで使うんでSIMフリーなんて気にしても仕方ないのだけど。



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