Derisreのホットモックを触ってきた

一度、是非触ってみたいと思っていたソフトバンクのHTC Desire（X06HT）。
連休を利用して、やっとホットモックを軽く触ってこれたので印象などを。

ちなみにホットモックに触れるまでかなり苦労した。
近所のソフトバンクショップ2店舗はホットモックどころかコールドモックすら無い状態。
（そもそもDesireの存在自体が全く感じられない感じ）
同じく近所のコジマに行ってみてもやはり同じ状況。
仕方ないので電車に乗って池袋まで行き、ヤマダの日本総本店の2階でやっと触ることができた。
ヤマダではAndroidコーナーがあって、Desireもそこに3台ほどあったのだが、他にもHT-03AやXperiaが大量に置いてあり、また近くにiPhoneやBlackberryのホットモックもあったので、スマートフォンを検討するにはかなり良い感じだと思った。さすが日本総本店。


で、実機を初めて見た第一印象は「想像以上の質感！」だった。
Xperiaのデザインとどっちが好きかと言われればXperiaの方が好きではあるのだが、Desireもデザインはともかく素材の質感などがXperia以上に良い感じ。プラスチッキーさがかなり少ない印象。
これは写真では分からないDesireの良さだと思った。

実際に動作させてみると、既に色々レビューされているように非常にサクサクと動き気持ちが良い。
HTC Senseも今までHT-03AのカスタムROMでしか使ったことが無かったが、別次元のサクサクさだったし、最初から用意されている豊富な各種Widgetとか7面もあるHOMEはやっぱり便利だなぁと思った。
あれだけプリインストールで色々用意されていれば、自分でMarketからアプリをどんどん入れられないような慣れない人でもかなりの程度楽しめるんじゃないかなぁと。
MacのExposeみたいにHOMEの7画面をパッと一覧できる機能も非常に便利だと思った。

あまり長い時間触っていたワケではないのだが、やはり噂どおり、日本のキャリアから出ているAndroid端末としては現時点でベストな機種じゃないだろうか。
さすがハイパー・テレフォン・クリエーターのHTC製だ。

それにしてもHT-03Aが発売されて1年も経ってないのに、同じメーカーから出る端末がここまで進化するというのもスゴイことだ。中身のAndroidが進化しているだけでなく、独自UIもだし、外装デザインもHT-03Aとは全く比べものにならない。
しかもその気になればrootも取れちゃうワケで、こりゃ神機決定でしょーと。

実際、ドコモからコレが出てたらXperiaとどっちを買うか非常に迷っただろうなぁと思う。
僕個人としては多分Desireを買ってた気がしなくもない。

あ、Xperiaが上回っている部分も無いワケではない。
特に電話帳の使い勝手は確実にXperiaの方が良いのではと思われる。

ブラウズの速度が？？

ということでほとんど手放しで褒め称えてきたが、まぁホントにそれくらいの端末。
ただ気になったのはブラウジングの速度。
ホットモックはソフトバンクのSIMが入っていて3G通信が可能だったのだが、ブラウジングが妙に遅い気がしたのだ。
実際、Xperiaを取り出してブラウズ競争をしてみたのだが、Xperiaの方がだいぶ早かった。

DesireのSpecを考えればXperiaよりブラウズが遅いというのは考えにくい。
なのでコレは推測だが、やっぱりソフトバンクの回線が相当遅いということじゃないだろうか。
僕は基本ドコモユーザーでソフトバンクの3G通信を普段使っているワケじゃないので、ちょっと触った程度の感触を一般論として言うことはできないし、試した場所が池袋という人の多い場所でかつ屋内だったというような制約もあるので、多分に「たまたま」という要素はあるだろう。
それにしてもソフトバンク回線じゃDesireの性能を生かしきれていない気がしてならなかった。
それくらい、違った。
非常に勿体ない話だ。

ちなみにXperiaも大量展示されていたのだが、こちらにはドコモのSIMは入っていないようだった。
SIMを入れておけば3G通信の違いなども体験してもらえるのになぁ。

ちなみに、SIM無しでも動作を確認できるように全端末にwosimアプリが入っていたのはさすがだなぁと。


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