「AOLがLifestreamを単体サービスとして公開。これはGoogle Buzzのあるべき姿だ。」(TechCrunch)という記事を見て、早速「AOL Lifestream」を試してみたので、現時点の感想でも。
様々なソーシャル系サービスを統合したタイムラインを構築できるとあって、最近僕も自分のライフログ構築ツールとして気に入っている「FriendFeed」にどこまで迫っているか、場合によってはその代替になるかというところが大きな関心だった。
結論から言うと、さすがにFriendfeedを超えるようなデキには現時点ではなっていない。
しかし、TechCrunchでも書かれているように、Google Buzzよりは将来性を感じる。
現時点で統合可能なソーシャルサービスは「Twitter」「Facebook」「MySpace」「Foursquare」「Delicious」「Digg」「Flickr」「YouTube」といったところ。主要なサービスは抑えているとはいえ、Friendfeedがカバーしている58サービスには到底及ばない。
更にFriendfeedにはある「カスタムRSSの読込み」にも対応していないので、カバーの範囲は更に狭く感じる。せめて自分のStreamをRSSに吐いてくれればEvernoteにブチ込む等の応用も考えられるのだが、それも現時点では実装されていない。
Friendfeedに無い要素は「foursquare」との連動くらいか。
Friendfeedでも、foursquareでの自分のチェックイン履歴はカスタムRSSとして読み込ませられるのだが、このAOL Lifestreamでは更に進んでいて、Friedndsのチェックイン履歴等が全てStream上に流れてくる。
コレは今までには無かった要素だ。
逆にFriendfeedに比べて「これはイイ!」と思ったのは、PC/Mac向けのAIRベースのクライアントや、iPhoneクライアント、更にはAndroidクライアントまでがサービスローンチ時点で用意されていることだ。
最初からAndroid向けアプリがあるなんて、今までだとあまり無いことなので、Android使いとしてはこれだけで評価したくなってくる。
そんなワケで、最後に各クライアントの画面イメージなど。
ちなみにログインはFacebookコネクトを使用。
PC/Mac用のAIRクライアント。
Lifestreamタブでは、特にフォロー等しなくても、各サービスでフォローしている人の発言等が流れるようになっている。これは面倒じゃなくて良い感じだ。
しかし、ほとんどがTwitterからのStreamで、たまにfoursquareのチェックイン情報が流れている程度なので、イメージ的には劣化Twitterクライアントという感じで、コレを積極的に使おうという気にはならない。
価値があるとしたら、自分自身のStreamだろう(画面右)。
Friendfeedには現時点では劣るが、ライフログ的なものにはなっている。
コチラがAndroidクライアント。
基本的にはAIRクライアントと同じ感じ。
画面左のように、表示するサービスを指定することも可能。
投稿画面では、Twitter・Facebookにも同時に投稿可能だ。
3つ同時に投稿したい時なんかにはいいのかも。
(ま、foursquareクライアントでシャウトしても同じ効果があるけど)
とりあえず、現時点ではそんな感じだけど、将来性に期待したいサービスですねー。