Feedlyといえば、Google Readerに登録している情報を雑誌風に美しく・読みやすく再構成して見せてくれるサービスとして有名だが、このGENiEOは雑誌風レイアウトで見せるという意味では同じようなサービスながら、Google Readerの情報を拾うのではなく、自分に興味のありそうなサイトの情報を自動的に拾ってきてくれるという、結構面白いサービスだ。
仕組みは単純で、GENiEOのサイトからPC用のクライアントをダウンロードしてインストール(Mac用は現時点残念ながら無いようだ)。起動すると常駐して、ユーザーのWEB履歴を監視すると。
で、そうしたWEB履歴から、ユーザーが興味を持ちそうな情報を分析し、関連しそうなサイトの情報を引っ張ってきて、雑誌風にレイアウトしたパーソナライズド・ページを作ってくれるというもの。
常駐・WEB履歴監視というだけでユーザーをかなり狭める感はあるけど、常駐ソフトそのものは軽く、それほどリソースを食っているわけではない感じ。あとは履歴監視を是とするかどうかだ。
僕はその辺あんまり気にしないので、結構気軽に試してみた。
さて、気になる精度だが・・・かなり良い感じ。
僕の場合は、AndroidとかXperiaとかiPadとか・・・今まさに興味を持っているような情報をかなり的確に拾ってきてくれた。XDAの新しいカスタムROMの情報まで拾ってくるのには恐れ入った。
ただし、USのサービスなのでどうしても英語の情報が多くなるのは仕方が無い。
とはいえ、日本語のサイトもたまに拾ってくる。実際、このブログの記事を拾ってきたのには少し笑った。そりゃそうだろうけどさぁ。あと僕が投稿したYouTubeの動画も拾ってきた。この辺、結構スゴイと思う。
コレの何が良いって、新しい情報源を発見できることに尽きる。
Feedlyがいくら良いと言っても、所詮自分で見つけて登録したGoogleReaderが情報源だから、特に新しい出会いは無いワケで。
実際、ココで発見してGoogleReaderに登録したサイトも出てきている。
なお、Google Chromeのプラグインもリリースされており、ボタンを押すとすぐにパーソナルページを新しいタブで表示してくれる。新しく発見した記事の数をバッジで表示してくれる機能もある。
また、パーソナルページはAndroidやiPhoneでも最適化したレイアウトで見ることが可能だ。
(ただしユーザー登録が必要になる)
これは表示専門で、Androidで見たページの履歴までもが考慮されるというワケではない。
また、パーソナルページのサイドバーに表示されているRSSのボタンからRSS購読も可能。
当然、これをGoogleReaderに登録して読むということもできる。
(ただし更新数はかなり多いので注意)
下のスクリーンショットがGENiEOのRSSをGoogle Readerに登録してみたもの。
こういう行動履歴ベースの情報レコメンドのサービスは今後結構増えてくるんじゃないかなぁと思っているが、使い方によってはかなり便利だと思う。GENiEOは現時点ではなかなか良いデキの面白いサービスかなぁと思ったので紹介してみた。
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GENiEOのChromeの拡張機能ってもう無くなったのかな?