久々にアプリの紹介でも。
全然タイムリーでも何でもなく、割と前から出ていたようなのだが、Google ReaderクライアントのFeedlyアプリがMarketに出ているのに気付いた。
→ Feedly – Android マーケット
Feedlyと言えば、Google Readerを雑誌のように美しくレイアウトして見せてくれるWEB版が有名だが、アプリで出ているとは知らなかった。
AndroidでもGoogle Readerのアプリは数多く出ているのだが、iOSにおけるReederほどの決定版に欠けているのが現状で、僕は結局HT-03Aの時から使っている老舗のNewsRob(Pro)を未だに使っている。
結論から言うと、このFeedlyアプリはNewsRobの代替にはならない感じ。
(オフライン機能が無いのと、細かい設定があまりできないので)
ただ、軽快な動作とお洒落な外観はなかなかイイ感じ。
オンラインであれば「サブで使いたい」と思わせるデキかなぁと。
Googleの純正アプリよりは個人的にはこっちの方が好きかも。
ということで、以下簡単に紹介。基本的にはiPhone用アプリと同じ作りのようだ。
なお、大変残念なことにOS2.2以上という要件なのでX10ユーザーは使えない。
機能の概要
Feedlyで特長的なのは、起動するとまず表示される「Featured」の部分。
独自の内部ロジックで、Google Readerに登録しているRSSの中から話題を抽出してきてくれる。
一番最初には大きく1つのエントリだけが表示されるが、左にフリックしていくと様々なエントリがタイトルと写真でキレイにレイアウトされ目次のように並べられている。
フリックをめくる動作なんかは軽快でパパっとチェックしていける。
エントリをタップすると個別記事の表示画面になる。
こちらも行間等が絶妙に調整されている感じで読みやすい。
次のエントリに移行する時にフリックじゃなくてボタンになってしまうのが少し残念。
下部には「いいね!」っぽいボタンと「しおり」っぽいボタン、それに下向き矢印がある。
分かりにくいが「いいね!」ボタンはGoogle Readerの「スター」に相当。
「しおり」ボタンは「お気に入り」に相当している模様。
下向き矢印のアイコンをタップするか、端末のメニューボタンを押すとメニューが表示される。
ここからTweetやらメール送信やら他アプリへのShareが可能。
Tweetの際は専用の投稿画面が出る。URLだけでなくちゃんとタイトルまでTweetできるのは良い感じ。
もちろんShareで他のアプリにインテントを渡してTweetも可能だが、Twiccaに送ってみたところ、先頭に「null」という余計な文字列が付いてしまった。
画面を一つ戻り、目次画面の所で端末のメニューボタンを押すと、左側にメニューが現れる。
この辺の作りはちょっと普通のAndroidアプリっぽくなくお洒落で好き。
このメニューの上部には「Featured」とか「Favorites(スター付)」とか「buzz(読者登録しているユーザーが共有した記事)」などのGoogle Readerの基本機能が使える。
ちょっと面白いのは「essentials」というモードか。自分で登録していないFeedの記事が表示される。
ただ残念ながら英語の記事ばかりだったので、Google純正アプリの「Explore」の方が面白く使えるかなぁ。
登録している個別のサイトも表示されるので、サイト毎に記事を追っていく読み方をする人にとっても使いやすいと思う(ちなみに僕もこの読み方が一番多い)。
アプリの設定画面を出すのが非常に分かりにくい。
メニューバーの上部の一連の中に「preferences」というのがあって、それが設定画面の入り口。
設定項目はあまり多くなく、上の2画面分に収まる程度。
Read It LaterやInstapaper等の外部サイトとの連携設定と、いくつかの細かい設定程度。
という感じで機能は決して多くなく、UI的に少し分かりにくい部分もあるのでメインのアプリにはならないかなぁと思うが、軽快さと読みやすさを重視する人は是非試してみて欲しいかなぁと。