今年買ったモノの中で一番と言っても良いほど楽しみにしていたSONYのHMDが届いた。
一時期は全く手に入らなそうで意気消沈していたのだが、いろんなご縁があって早期入手できた。感謝!
ということで、感想を早く書きたい気もしつつ、まだ2日目なので今回は軽く開封編のエントリー。
外箱〜開封
外箱はかなり大きめ。
店頭から手で持って帰る場合はかなり目立つ感じかも。
外箱の裏側には接続イメージが描かれていた。
ちなみに接続そのものは非常にシンプル。
僕の場合はPS3>HMDのプロセッサーユニット>>テレビという接続にした。
一番シンプルでありがちな形態ではある。
単身赴任先なのでコレで良いが、東京の本宅だとAVアンプが絡んだりしてもう少し複雑になるのかな?
とりあえずこの形で接続しておけば、HMDの電源OFF状態ではHDMIパススルーにより、これまでどおりTVを使える。
早速開封してみる。箱の中は比較的余裕のある作りだった。
フタを開けるとまずは緩衝材に包まれた本体が鎮座している。
本体を取り出し、ダンボールの間仕切りを取っ払うとその下にはプロセッサーユニットが入っていた。
今まで買ったことのないジャンルのものだけに、細々とした付属品は一見して何に使うのか分からない状態。
普段は説明書など見ない僕だけど、今回だけは付属の「スタートガイド」と「リファレンスガイド」を熟読。
両方とも分かりやすく、かつ分量もたいして多くないのでパラパラっと読めた。
コレで接続やら装着やら付属品の意味やらをだいたい把握できた。
付属品の中でもキーになるのが、おデコに当てて重量の大部分を支えることになるヘッドパッド。
本体にもともと付いている薄型の「A」と、クッションがちょっとだけ厚い「B」の2種類がある。
デコに直接接触するということで、ヘッドパッドカバーも付属している。
ただこのカバーがものすごく装着し辛く、結局うまく付けられなかったので諦めてそのまま使っている。
なぜこの部品が「キーになる」のかはまた別途エントリで書くつもり。
ちなみにこのヘッドパッドやイヤーパッド、ノーズパッドなどは消耗品として別途購入が可能となっている。
直接体に接触する部分なので少し気になっていたところだが、ここは安心できる部分だ。
また、付属品としてHDMIケーブルがちゃんと付いてきたのはありがたかった。
HMD本体を見てみる
さて、いよいよ本体とご対面。
緩衝材を取る前に手に持った時の第一印象としては「予想よりは軽いかな」というもの。
もう少しズッシリかと思っていたが、そこまでではなかった。
本体は基本的にプラスチックでできており、プラの質感もそれほど高いワケではない。
でもこの近未来な感じのデザインは個人的にはとても好き。
横から見ると「前重!」って感じのデザインでもあるけど。
まぁあまり人に見られるガジェットじゃないからデザインとか質感はあまり関係ないのかも。
後ろから見るとこんな感じ。
2つのヘッドバンドを後頭部にかけて固定する仕組みだ。
上側のバンドはプラスチック、下側のバンドはゴムでできている。
上側のは落下防止程度の役割で、重さを支える役割は主に下のバンドが受け持つ。
下のヘッドバンドとおデコのヘッドパッドの2点で重量を支える仕組みだ。
両方バンドともにけっこう細かく長さを調整できるようになっている。
ただ基本的に一度長さを決めたら、その後の装着では動かさなくても問題なさそう。
斜め後ろから見ると左側の写真のような感じ。
サイドの白いアームのところにボタンがあって、コレを押すことでヘッドバンドをズルズルっと引き出せるので、頭の大きい人でも問題なさそう。
左右のアームの部分にはヘッドホンのイヤーパッドがある。
この部分は下に引き出せるようになっており、一通り装着してから下にグイっと引き出して耳に当てる。
イヤーパッドの肌触りは非常にソフトで締め付けもなく、付け心地は非常に良い。
レンズ部分はこんな感じ。わりと無骨なデザイン。
レンズの上側にヘッドパッド、レンズの間にノーズパッド。
装着時には、ヘッドパッドはモロに接触、ノーズパッドは軽く接触する程度、レンズには直接接触しない。
レンズと目との間に少し隙間があるのでメガネの人でも大丈夫ということのようだ。
とはいえ、メガネの形状等によっては没入感が損なわれたりする場合もあるようだ。
僕はそれが嫌なのでコンタクトレンズで使用している。
ちなみに2chのスレではメガネのレンズを貼り付けるハックが流行している模様。
本体の下側はなんか笑顔な感じのボタン配置w
2つある横長のスイッチはレンズの間隔を調整するためのもの。
4段階で調整でき、それぞれで結構見え方が変わる。
右側には電源ボタンや音量ボタン、そしてメニュー等の操作ボタンがある。
メニューボタンはリング上になっており、真ん中で決定、リングでカーソル移動できる仕組み。
ボタン自体が小さめで、装着時に操作できるのか不安だったが、慣れれば全く問題なく操作できた。
ちなみに操作のレスポンスも悪くないし、メニュー構成も分かりやすくかつちょっとオシャレだ。
プロセッサーユニット
もう一つの本体であるプロセッサーユニットは想像よりも小柄な感じ。
上の写真では参考までにXperia acroと並べてみた。
テレビ台の上の隙間にも問題なく置けるサイズだ。
我が家ではテレビ台の上の、テレビの足の後ろ側に配置した。
このユニットからHMDユニットにコードが伸びているので、基本は外出しで設置することになるだろう。
ちなみにこのケーブルは約3Mの長さがある。
ウチの6畳間なら全く問題ないけど、広いリビングでテレビからソファーまで距離があるというような場合ではギリギリかも。
プロセッサーユニットは背面にHDMIのIN/OUT端子と電源端子、前面にHMDユニットへのHDMI出力端子とシンプルな構成。説明書を見なくても接続は非常に簡単だ。
前面のランプにより、HDMIパススルーモードになっているかどうかが分かるようになっているのは助かる。
その他ライトシールドなど
その他、これまでに書いていないモノでは「ライトシールド」という付属品がある。
ゴム製の左右2つのセットになっているモノで、HMD装着後に本体下側に取り付けることで光の混入を防ぐものだ。
映画館にいるような没入感をしっかり出すためには光をしっかり遮ることが非常に重要なので、そういう意味では重要な部品なのだが、実際のところ、僕はほとんど使っていなかったりする。
というのも、装着の都度付け直す必要があるし、何より非常に取り付けにくいからだ。
装着には本体に開いている2つの穴にライトシールドの2つの突起を引っ掛ける必要があるのだが、なにしろHMD装着状態でコレをやらないといけないので、当然目視はできず手探りでの装着となるワケで、これがなかなか大変。
コツとしては、外側のカーブをまずピッタリ合わせることで突起の位置を合わせるというとこかな。
でも、そもそも我が家ではカーテンを閉めて部屋の電気を消せばほぼ真っ暗の状態を作り出せるので、ライトシールドは必ずしも必要ではない。部屋が真っ暗なら付けてもほとんど変わらないし。
逆に付けないほうが下側の隙間から視界を確保して飲み物を飲んだりできて便利だったりする。
ただ、暗闇を確保できない店頭等の環境では必ずコレを装着して遮光を完璧にして体験すべきだろう。
というワケで開封編をザっとエントリしてみた。
ただ、HMDを楽しむには本体だけでは当然ダメで、プレイヤーやコンテンツが必要になってくる。
特にHMDを使うならやっぱり3Dコンテンツは欲しいところ。
プレイヤーはやっぱりPS3がベストだろう。3Dの出力設定も簡単だし、何より3Dゲームもできる。
ということで、僕も各種コンテンツを取り揃えて取っ替え引っ替え試している状況。
ひと通り試したらまた感想などをエントリしてみたい。
このワクワクな新体験を文字だけで伝えるのはなかなか難しいところなのだけれど。
おつかれさまです。
さっそくのエントリUP、ありがとうございます。
ヘッドパッド、装着してるとおでこが赤くなるって聞きますけど
思ったよりふっくらとして、装着は快適そうですね。
操作ボタンの見た感じも、なんか良さげ!
>★りゅーさん
早速のコメントありがとうございます!
ヘッドパッドは見た目は柔らかそうですが、長時間は無理です。
マジで激痛です。対処が必須。
操作系はかなり直感的かつ手探りだけでOKなのでイイ感じですよ!