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近況:ドーナツ受入”拒否”体制

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ブログの更新をしばらくサボってたが、そんな間でも、Android界隈は相変わらず日々話題が出てきていて飽きない。
続々と発表される新端末の話題は期待感と物欲を非常に刺激してくれているし。
が、やはり一番大きな話題は、やっぱりドコモ公式のAndroid 1.6(Donut)へのOSアップデート提供(及びそれに伴う有料アプリ解禁)だろう。

アメリカのT-Mobileが10/1早々に1.6アップデート提供を発表したのに、一向にドコモからアナウンスが来なかったこともあって、2ch等のHT-03Aコミュニティ界隈では「やっぱりドコモはアップデートしないんだ・・・」的な諦めムードも漂ってた感じだったが、まずはドコモがちゃんと対応してくれたことで一安心というところだ。

アップデートで端末が最新機能をGETすることと「端末売り」ビジネスとの相性の悪さゆえに、端末メーカーに配慮してドコモがアップデートを放置するんじゃないかと、実は個人的にはかなり危惧していたのだが、杞憂で良かった。
今後もこの調子でしっかりアップデートをしてくれれば、HT-03Aも(ハードとしての限界はあるにせよ)常に最新のAndroidの機能を獲得できるわけで、これってガラケーの世界から考えるとかなり画期的なことじゃないかと思う。

僕のPS3やiPod Touchも2年以上前の初代機だが、アップデートにより大幅な機能強化を受けられているので、現在も陳腐化せずに現役としてバリバリ活躍している。HT-03Aもこうした機器の仲間入りでずっと使っていける端末になるというのは素晴らしいことだ。
今後もドコモによりしっかりとしたアップデートを期待したい。

また、iPod TouchやiPhoneと違って、AndroidのアップデートはOTAで行われるというのも、なんか新鮮。
Androidの美点として「PCという母艦が不要」ということがあると思っているのだが、これもまさにそれを象徴している気がする。
まぁ、OTAの場合は「ユーザーが好きな時にアップデートする」ということが難しいというデメリット(?)も一応ある。特に、今回のアップデートが約1週間にわたって段階的に行われるということもあって(これはリスクヘッジとして当然のやり方だろう)、ユーザーの間では「キター」だの「コネー」だので大騒ぎだったりするのだが、個人的にはそれもまたなんか「お祭り感」があって楽しいな、と。


でも個人的にはアップデート見送り中

僕としても、アップデート祭りに参加したい気持ちは山々なのだが、アップデートが来た人の報告では、それほど大きなパフォーマンス改善等が感じられないということ、それから折角取ったroot権限が無くなって、かつ今のところrootを奪還する手段が見つかっていないということで、僕は今のところアップデートを見送っている。

やっぱりrootedなAndroid端末で、好きなROMやテーマを入れる楽しみは捨てがたい。
結局DonutだってカスタムROMで入れられるワケだし。
それから個人的には、rooted端末だとテザリングアプリが使えるというのがかなり捨てがたい。
そんなに四六時中使う機能ではないのだが、9月に旅行に行った時にHT-03A経由でMacBookでネットを使えたのがかなり便利だったので。

実は今のところ、こうやってテザリングしてもパケット代はBizホーダイの上限を超えないことが確認できているので、rootedなHT-03Aを持っていれば、PC用のE-Mobileドングルを同時に持っているのと同じような効果があって、非常にオトク感があるのである。
もっとも、いつまでこれが通用するのかは分からないが。
まぁ通用しなくなっても、10/1からの料金体系変更で「パケ死」は無くなって、最悪でも上限13,650円を払えば良くなったので、結構安心だったりする。

そんなワケで、依然としてカスタムROMでの運用を続けており、言わば「ドーナツ受入れ拒否」体制を継続している。
とはいえ、さすがにOSが1.5のままというのは寂しいので、長らく使い続けたnk02Mod 4.0.4 with BFSに別れを告げ、評判の良いDwang v1.09に乗り換えてみた(最新版はv1.10)。
(実はその間で懲りずにHEROのROMを3つくらい試したのだが、nk02Modに慣れた体にはあまりにもモッサロイドすぎた。OSも1.5ベースだし)

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このROM、App2SDとかLinux-Swapに対応していないシングルパーティション仕様のくせに、評判どおり非常にサックサクである。
(いったいApp2SDとかLinux-Swapって何だったのかと思えるほど)
nk02Modから移行しても快適度はまったくヒケをとらない。
というかむしろ上を行っている感さえある。
3ヶ月前のHT-03A標準環境のモッサロイドはいったいどこにいったのやらという感じだ。

Cyanogen Modの最新STABLE版(4.2x)もリリースされたようだが、Cyanogenに関しては例の問題の影響で、インストール手順がやや面倒になってしまっているということもあり、まだ試していない。
Cyanogenに比べると、Dwangはインストールも「WipeしてZIP適用」という2ステップだけで非常にシンプルだし、SDカードのパーティション切りも不要で、実は非常に導入しやすいROMになっているということもポイントで、僕のような初心者君にもオススメできる仕上がりだ。
機能的に問題を感じるような部分も今のところない。
ということで、当分はこのDwangで様子見を続けようかなと思っている。

それにしても、Donutでのroot取得はできるようになるのだろうか。
もし穴が無ければ、rootedなHT-03Aは意外に貴重な存在になるかも?
今週中にドコモの在庫も全部Donutになっていくので、rootedなHT-03Aが欲しい人は急いでGETした方がいいかもしれないとか思ったり。

One comment

  1. うび /

    同じく見送り組ですw
    アップデートを実施するドコモの姿勢は評価しますが
    自分的にはrootedを捨てるまでの価値は無いと判断しました。
    しかし
    >このROM、App2SDとかLinux-Swapに対応していないシングルパーティション仕様のくせに、評判どおり非常にサックサクである。
    私はv1.10ですがLinux-Swapに対応してるっぽいですね。
    (Freeコマンドで動作確認出来ました)
    v1.10で追加されたのかな?
    今の所気になるトラブルも無いので当面はこれで行く予定。

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