ということで、買ってしまった。海外版のXperia play(R800i)である。
僕にとっては5台目のAndroid端末ということになる。
先月のエントリで「arcは見送る」と書いたが、かといって、ただボーっとおサイフ搭載版のXperia acroを待つのもなんだか寂しくって。
もともとX10に一番期待していたのがAndroidプラットフォームとSONYコンテンツとの融合だったのだけども、残念ながらX10ではそれは実現しなかった。
その代わりにある意味でこの「融合」を実現してくれたのがこのXperia playなんじゃないかということで、どんなものなのか非常に興味があったのだ。
そうでなくても「ゲームパッドが付いているAndroid」としては現時点唯一の存在であり、ゲーム好きとしても純粋に気になっていた。
arcに買い換えても使い勝手の幅はたいして広がらないけど、playなら何か面白い+αがありそうだなぁという期待で買ってみた。
・・・まぁ理屈はほとんど後付けなんだけどw
で、実際どうなの?ってのはまた後の記事に譲るとして、今日は開封編をお届け。
(既に開封レポートは色々出まくってるので今更ではあるが)
開封!
今回はUKからDHLで送ってもらったのだけど、外箱の角なんかが結構ボロボロで少し悲しかった。
まぁ海外から買うとこんなもんか。
パッケージはほぼ正方形で明るい水色が目に眩しい。
写真に収め忘れたけど「Playstation Certified」のロゴもしっかりとあった。
開封は中箱を横にスライドさせる割と珍しいパターンのヤツだ。
中箱を引っ張り出してフタを開けると、よくある感じで本体が鎮座していた。
特に「おもてなし感」があるワケでもなく、思ったほど感動の少ないご対面。
付属品関係は、中箱のフタの部分と本体下に収納されていた。
フタの部分が箱になってるパターンは割と珍しいかも?こちらには取扱説明書(といってもドコモのモデルなどとは違って非常に簡易なものだが)とイヤホンなど軽めのものが入っている。
残りの付属品は全部本体下にあった。
割と充実していた付属品
付属品一式を広げると上のような感じに。
まぁ基本的にはよくあるセットなんだけど、いくつか嬉しいものも入っていて、全体としては結構充実している。
予想外で嬉しかったのがクルマ用のシガーソケットチャージャーが入っていたこと。
普通はこんなの入ってないよなぁと。買うと結構高いし。
しかも出口は普通のUSBの口なので汎用性もありそうだ。
もう一つナイスだったのは液晶保護フィルムがちゃんと入っていたこと。
純正だけあってサイズは当然ピッタリだし、かなり貼りやすく空気が入りにくいタイプ。
種別としてはクリア型で、指のスベりはイマイチ良くないし、指紋も目立つタイプではあるが。
いつも箱から出すと真っ先に液晶保護フィルムを貼る習慣なのだけど、今回は用意していなかったので、これは嬉しい誤算だった。
もう一つのナイスポイントはバッテリー。
X10(SO-01B)と同じ形式なのだ。
X10ユーザーとして予備のバッテリーやらバッテリーチャージャー等の充電環境をそのままplayでも使えるというのは非常にポイント高い。
arcでは形式が変わっちゃったからなぁ。
X10と同じと言えば、USB-MicroUSBのケーブルも同じ。
playには何故か2本付いてきた。まぁこの手の物は多くあって困る物じゃないので全然OK。
当然ながらX10用の充電ケーブルもそのまま使える。
あとはヨーロッパ向けの電源アダプタ。
妙に迫力があるが、これは当然そのままでは日本では使えない。
イヤホンはカナル型。替えのイヤーピースも一対入っていた。プラグはL字型。
音は可もなく不可も無い感じだが、SO-01Bに付属してたのよりは良いと思う。
本体を見てみる
さて、いよいよ本体の方を見てみる。
セロハンで丁寧に梱包されており、中にはピアノブラックに輝く本体が。
上の写真ではツヤ消し塗装のX10との違いが分かるかと。
裏側のカバー部分は丁寧なピアノブラックの塗装がされているが完全にプラスチック。
それほど高い質感とは言えない。塗装の感じはarcなんかと通じる物があるかも。
で、側面はXperia伝統のアルミっぽい仕上げ。本体が厚い分、このアルミ部分がかなり目立つ。
で、言わずもがなだけど「ピアノブラック塗装+アルミ=指紋が超ベタベタ」である。
キレイにして見ているだけなら良いデザインなんだけど、実用上はかなり気になる。
普通のAndroidと違うのはやっぱりこの側面だろう。
LRボタンと音量ボタンが付いている。
この辺の絶妙のカーブとかアルミの質感は個人的には好きなデザイン。指紋ベタベタだけど。
音量ボタンは縦持ち状態の時の操作が想定されており、横にした状態では左が増音・右が減音となるのだが、画面に表示される音量バーと向きが反対なので、ちょっと感覚的ではない。
というかよく間違える。
前面のデザインはあまり洒落っ気が無い感じ。
目立つのはやはりXperia伝統の物理ボタン。変にセンサー型のボタンじゃないのは好感が持てる。
Xperiaシリーズとしては珍しく、ナゼか検索ボタンが一番右端に付けられている。
まぁ無いよりはあった方が便利かなぁと思っていたのだが、むしろ邪魔かも。
デザイン上の問題もあって、この検索ボタンが無駄に横に長く、真ん中のホームボタンとメニューボタンが相対的に小さくなってしまっているのだ。
使用頻度からすれば当然ホームボタンやメニューボタンの方が使いやすくあるべきで、たまにしか使わない検索ボタンがこんなに大きいというのはユーザビリティ的には難ありだ。
こんななら別に検索ボタン要らないぞと。
スライドさせてゲームパッド部分を出してみる。
スライドは割とカッチリしていて節度感があり、パカパカしてるような感じは無い。
何度も操作してもそう簡単にはヘタらなそうな感じ。
肝心のゲームパッド部分だが、まず手への収まりは良い感じ。
ただ、厚さがあまり無いので、ずっとゲームをやってると手のひらが少し痛くなる。
ボタンのクリック感もちょうど良い感じで、ごく自然にゲームできる。
ただ、STARTボタンとSELECTボタンは少し凹んだところに設置されており、少し押しにくい。
(まぁそんなに押す頻度は高くないし、感度高すぎるよりは良いのだが)
真ん中のアナログ操作の部分は物理的な感覚が全く得られないスライドパッド。
一応真ん中の部分にポッチがあってパッドを見なくても操作できるように配慮されているが、あまりコレを積極的に使おうという気にはならない代物。というか、実際にほとんど使ってない。
あと十字ボタンの下にAndroidのメニューボタンが付いており、これがなかなか重宝する。
×ボタンが決定ボタン、。ボタンがBackボタンの役目を果たすので、パッドを開いて横状態で操作していても、Androidアプリ等の操作が結構快適にできる。
これは意外な長所かもしれない。
トータル的には、このゲームパッドはかなり良くできていると思う。
波動拳も昇竜拳もちゃんと出せるしw 。ただ、モンハン持ちは厳しいかも。
このパッドの存在こそがこの端末最大の武器であるのは間違い無い。
次に裏フタを開けてみる。
フタの両端が大きくカーブしているということもあり、これがかなり外しにくい。
X10も結構無理矢理な感じで開けていたが、playはフタのプラスチックがかなり薄くて強度が感じられないタイプで、毎回「折れるんじゃないか」という不安と戦いながら開けることになる。
ここはかなりマイナスポイントだなぁ。
SIMカードとmicroSDカードはフタを外して装着することになる。
写真のようにスロットが2段重ね状態になっているのが特徴的。
バッテリーを外さなくても抜き差しができるというのは良いところ。みんなこうなれば良いのに。
ちなみに16GBが最初から付属してきたのはちょっと嬉しかった。
最後に愛機のX10とツーショット。
縦幅はX10より小さいが、厚みがあるので、全体的にズングリ体型って感じ。
持ち比べてみると、やっぱり50g近い重量の差はかなり感じる。
arcなんかと比べたら相当重いんだろうなぁ。画面はこっちの方がかなり小さいのに。
なので、普通のスマホとしてポケットに忍ばせておくというのはちょっと??て感じ。
ということで、今日はハード周りを少しレポートしてみた。
中身とかレビューはおいおい書いていく予定。
ちょっとだけ現時点の感想を書いておくと、既に個人的には神機の予感。
コレさえあれば何百時間でも時間潰せるというガジェット。
ただしゲーム好きな人にとってはだけど。かなり気に入りつつあります。
とりあえず妬ましいので引き続きレポお待ちしております
うらやましい!!自分もほしいのですが、白がほしいのでまだ購入を見送ってます。
レポ楽しみにしてます^^
記事にも書きましたが、ブラックは指紋がかなり気になるので、ホワイトはいいかもしれませんね。
僕もホワイトが良かったです