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大型TV購入にあたっての条件設定

引越しすることが決まったのが年明け頃。
この時、ヨメとの間で最も先に合意に達したのが「TVの買い替え」。
ブラウン管テレビがぶっ壊れてしまい、間に合わせでPCモニタを流用していた(以前のエントリ)のだが、引越しによりスペースに余裕ができることから、思い切ってデカいTVを買おうと。
大型TVと言えば、かなり大きな買い物である。
下手すれば10年くらいは使うだけに、後悔するような買物は絶対にしたくない。
しかし大型TVと一口に言っても、実に様々な製品が販売されており、いきなり売り場に行ってもワケが分からない状態になるのは明らかだ。
そこで、具体的な製品選定に先立って、自分らなりの条件や目的を設定することにした。結論から言ってしまうと、その条件・目的はこうだ。

  • 40インチ以上
  • フルHDの解像度
  • デザインが良い
  • 一流メーカー
  • 映画を楽しみたい(自分)
  • TVも普通に楽しみたい(ヨメ)
  • 価格は上限40万程度


最初の条件「40インチ以上」は、以前のエントリでも書いた気がするが、昔からなんとなく決めていた。
ネットで見た調査によると、30インチ台のTVを買った人のほとんどが「もっと大画面にすれば良かった」と思っているらしい。
30インチ台では、ブラウン管に比べてTVの横幅は広がるものの、縦方向はほとんど大きくならないので、体感的にあまり大きくなった感がしないようなのだ。
それなりの大きい買い物なので、後悔はしたくない。
それに昔に比べて今は大型TVの値段が驚異的に下がっている。
「1インチ1万円」時代が来るなんて言われてたが、今やそれより遥かに安い状況であり、「40インチ以上の大画面」が現実的になってきた。
なのでこれはもう絶対条件。
それから「フルHD」。
本格的なハイビジョン(HV)時代の到来を考えれば、HV画質を間引くことなく表示できる機器を用意しておくことが、なんとなく大事な気がした。
と言っても、自分のショボい目で、フルHDとそれ以外の画面の区別が分かるのかという疑問もあったりして、「フルHDなんてメーカーの売り文句に踊らされているだけかも」との思いも。
でも時代は確実にフルHDに向かっており、数年後にはほぼ全てのAV製品がフルHD対応になるだろうことを考えれば、実態的には違いが分からなくても、精神衛生上はフルHDを買っておきたい。
要するに、コレに関しても「後で後悔したくない」ということ。
コレばっかだけど。
もう一つ個人的に大事なのが「製品のデザイン」。
せっかく新しい住居になるので、この際リビングはなるべく「モダン」なコンセプトにまとめたいという意識を持っていた。
だからTVのデザインも良いに越したことはない。
この「モダンリビング」コンセプトはヨメとも強く共有しており、製品選択の上で最後まで重要なキーとなる部分であった。
「一流メーカー」という条件は「どこからが一流?」という意味ではあいまいかも。
まぁ「総合家電メーカー」または「総合AVメーカー」という感じ。
要するにユニデンとかby:Designじゃないなと。
「安いから仕方ないか」という割り切りはあまりしたくないなと。
夫婦揃って「ブランド好き」なのと、購入前の前調査で情報が得やすいこと、購入後のサポートなどを考えて設定。
そして大画面TVの使用目的。
自分に関しては「映画を楽しく見られること」。
仕事の関係でTV番組は休日以外はほとんど見られないのだ。
レンタルビデオの店員バイトを2年くらいやっていたせいで、映画は昔から大好きなのだが、最近はなかなか映画を見る気力が出てこない。
どうせTVを買い換えるなら、なるべく大きい画面でシアター気分で映画を満喫できるようにしたい。
そうすれば、また昔のように色々と映画を楽しもうという気になるんじゃないかと。
一方でヨメは正反対のTVっ子だったりするので、普通のTVとしての性能・使い勝手も軽視はできない。
最後に予算。
ここに歯止めをつけなければ、そりゃいくらでも候補が挙がってくるワケで、具体的な製品選択ができない。
引越しを機に他の家具も整備したいので、とりあえずは40万円という予算を設定した。
こうして条件・目的を設定した上で、3月から各社カタログを集めて具体的な製品選定に入っていったのだが、その前に一つ重要な体験があった。
それは次のエントリで。

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